釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

4月16日 久々の真鯛

2021年04月17日 | 日記
今日の時化は、昨日ほどの激しさではない様に感じる。


それでも、朝間詰めはウネリを警戒して、様子を見る。

「朝間詰めに、タチウオをやりますか」

高妻さんに、竿だしを勧める。

この時期、タチウオはなかなかアタリが出ない事が多い。

朝間詰めに、一瞬だけ当たることがあるが…。

今日は、どうだろうか。


大磯先輩も、船を流している。

時折、サゴシが飛び跳ねて、ベイトを追いかけている。

小魚が海面近くに、群れているようだ。


魚探にベイト反応が出てきた。

「これに付いていないかな」

そう思って見ていると、高妻さんにアタリが来た。

「タチウオですね」





上がってきたのは、指4本クラスのタチウオ。

「おー、来ましたね」

直ぐに、仕掛けを入れて行くと、又してもアタリが来た。

これも、指4本クラスのタチウオ。


「アタリが続かないかな」

そんな思いで、船を流す。

しかし、1,2度のバイトが有ったのみで、後が続かなくなった。


「沖に出てみましょうか」


ウネリが有るのは覚悟して、大島の沖に出てみる。

岩場では、波飛沫が上がっている。

水島は、3瀬を波が越していた。


最初のポイントでは、鰺のアタリが連発してきた。

中には、鰺子も混じる。




鰺の群に「青物が付いていないだろうか」と期待するが、アタリは出ない。

それでも、丁寧に探っていると、突然、ドラグ音が鳴った。

緩めに調整してあるドラグから、ラインが出ていく。

「来ましたね」

「楽しんでくださいね」

ゆっくりと巻き上げていく。

やがて、真鯛の姿が見えてきた。





55センチの雄の真鯛。

体が黒ずんでいる。

「散乱が終わったのかな」

そんな気もしたが、時化の中の真鯛は嬉しい。


午後からの、南風が吹き始める前の真鯛の釣果に、気持ちが明るくなった。