釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

8月21日 虹と南東の風

2021年08月22日 | 日記
海に掛かる虹は、朝日に映えて綺麗だった。

虹の端から端が、綺麗に見えた。





釣りの海に戻ると、濁りが広がっていた。

アタリが来ても、食いが渋く、途中で針が外れる。

朝間詰めは、ウネリも高く、船が大きく上下動する。



また、下潮が速くて、2度目の着底が取りにくい状況にあった。


過去に余り記憶のない長雨の影響が、色々な処に出ているようだ。


そんな中でも、Sさん、Kさん、Oさんが粘りを発揮。

昼からの天候が変わるのを予測して、沖合のポイントを攻めていく。


浅場は、濁りが強く、ベイト反応が小さい。

「アタリが出ませんね」

「時化る前に、深場に行きましょうか」

沖からは、潮目が次々に入る上り潮だったが、活性がイマイチ見られない。


沖のポイントでは、良い感じのベイト反応が出ていた。

直ぐに仕掛けを入れていく。





ベイトの正体は、25センチクラスの真鰺と鯖だった。

仕掛けを入れると、途中でヒットしてくる。

気持ちとしては「何か大きな魚が居るはず」と、ベイト反応の中を攻めていく。




キジハタが、ヒットする。


強烈なアタリもあった。

竿先が、海面に向かって、大きく曲がる。

「真鯛かも」と、やり取りに元気が出るが…。

針が外れる。

アワセを、しっかりと入れるのだが、食いが浅いのだろう。


昼前の11時過ぎると、南東の風が強くなってウネリが高くなってきた。

浅場にポイント移動する途中からは、雨雲も出てきた。

南よりの風が出ると、直ぐにウネリが高くなる。


1時間ほど早く、午後便のお客様と交代する。


午後になると、大きな雨雲が広がってきた。

大島が見えなくなるくらいの、雨が降り始めた。

強い雨を降らせる雨雲が通過するのを待って、船を出す。


午後便の狙いは、夕間詰めのタチウオ。

それまでの時間は、ウネリと風を避けて、ロックフィッシュから入る。

南よりの風が一段と強くなり、ウネリ高くなっている。

沖には出られない。

南よりの風を避けられる岩場で、アカハタを狙う。

小佐治さんが、アタリを捕らえる。



やはり、竿が曲がると、気持ちがワクワクしてくる。


堀部さんも、アタリを捕らえる。





上がってきたのは、アカハタ。




アラカブも、ヒットしてきた。


清水さんも、強いアタリを捕らえるが…。

口惜しくも、針はずれ…。

ゴンゴンと、アタリが来るのだが、掛かりが悪い。


夕間詰めになると、雨が激しく降り始めた。

山手では、雷も聞こえる。


タチウオに、切り替える。

海底付近に、ベイト反応が出るが…。

アタリが出てきたのは、中層アタリだった。

清水さん、小佐治さんにアタリが来るのだが、針に乗らない。

堀部さんが、アタリを捕らえた。




中層に出てくる、小さなベイト反応に付いていた。


しかし、雨雲レーダーで確認すると、南西から大きな雨雲が近づいている。

雨雲が黄色く、色付けされている。

「残念ですけど、引き上げましょうか」

雷と、大雨を警戒して、帰港した。