釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

8月26日 凪になった

2021年08月27日 | 日記
昼からは、今日も南東の風が吹く予報。

「午前中だけでも、海が凪なら嬉しい」

船を、深場のポイント目指して、走らせる。


昨日ほどではないが、今日の潮は1.5ノット前後で上っている。

下潮が、二枚潮の様な感じもあるが、潮目の中に竿を出していく。


脇坂さんが、アタリを捕らえた。




ヒットと同時に、良い走りを見せている。

「青物かな」

「根魚だと良いんだけどね」

本日最初のアタリだけに、慎重にやり取りを楽しむ。

姿を見せたのは、真鯛だった。




71センチの、良型の真鯛。

ベイトの正体は、鰯や小鯖。

それらに真鯛が付いていた。


上野(慧)さんが、大きなアタリを捕らえた。




「根掛かりかな」

最初のアワセにも、獲物が走らない。

ゆっくり竿を起こすと、浮いてくる感じがある。

お父さんの上野(英)さんも、上野(慧)さんに変わって、針掛かりの様子を確認。

「魚に間違いない。大きいよ」

と、息子さんに竿を返す。




「アラかも知れない」

ゆっくりと、少しずつだが確実にラインを巻き上げていく。

海底から可成り巻き上げた所から、獲物の反撃が始まった。

音を立てて、ラインが引き出される。

それに耐えて、獲物との差を縮めて行くが…。

「あっ…、切られた…」


巻き上げると、針が伸びていた。




また、針先には何者かの鱗が付いていた。




少しずつ上がり始めていただけに、残念で堪らない。

「ここは、切り替えるしかない」


気持ちを切り替えて、竿を出していく。


ベイト反応に仕掛けが入ると、鰯や小鯖が針に掛かってくる。

チャンスは、まだ有る。

しかし、嫌な魚が出始めた。

ジグに、フグが付いて来始めた。


早め早めに、ポイントを移動していく。


脇坂さんが、アタリを捕らえた。





上がってきたのは、大きなレンコダイ。

しかし、このポイントにもフグが出始める。


「ちょっと、休憩しようか」

この熱い時期の、恒例に成りつつある「かき氷」で一休み。




お日様の熱で、熱くなった体を冷やす。

冷たいかき氷で、頭がキーンとしてくる。


一休みが終わると、上野(英)さんにアタリが来た。

上がってきたのは、良型の真鰺。




また、昼前になって、風が南東に変わってきた。

段々と、風の勢いが強くなっている。


海中には、移動する先々で、フグが邪魔をするようになってきた。

昼過ぎに「引き上げましょうか」と、午後便と交代する事にした。



船着き場に帰ると「海が涼しいね」と、思わず声が出る。



午後便の出船は、2時過ぎ。

南東の風が強く、白波が立っている中、ポイントを目指す。

流石に、他の船は見当たらない。


魚探には、良い感じのベイト反応が出ている。

「ここには、フグが居ません様に」

と、念じながら竿を出す。


直ぐに真鰺が、ヒットしてきた。

ベイトの正体は、真鰺のようだ。

東原さんの竿が、大きく曲がった。



「何か来ました」

重量感のある強い引きに、慎重なやり取りが始まる。

やがて、獲物が見えてきた。

「ハマチです。オオモンハタも付いている」

ハマチとオオモンハタのダブルヒット。




珍しい組み合わせの、ダブルヒットだ。

「潮が良い感じ」と、笑顔が出る。


今度は、赤木さんにヒット。




「結構、走るかな」

海面に姿を見せたのは、ハガツオだった。




「今年初のハガツオや」

赤木さんの、嬉しそうな声。

「良いな。俺もハガツオが釣りたい」と、東原さんの声に船上が賑やかになる。


仕掛けをチェックして、海中のベイトの中に落としていく。

「来ました。落ちていく途中でヒットしてきた」

赤木さんに連続ヒット。




1.4ノット前後で流れる潮。

ゆっくりと、ラインを巻き上げていく。

「ハマチです」




今度は、ハマチが上がってきた。

「今日は、お土産が揃ったね」と、笑顔が満開。




この直後には、タチウオもヒットしてきた。


夕方便の短時間の中で、嬉しいヒットが続いた。


帰港途中に、港内のタチウオを探ってみた。




海面に姿を見せたのは、小さいウミヘビだった。

ウミヘビを見たところで、帰港した。