釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

8月25日 3ノット近い激流

2021年08月26日 | 日記
夜明け前のタチウオは、型が良かった。

ベイト反応は小さく、アタリも渋い。

なかなか針に、掛からない。

萬徳さんにヒットしたタチウオも、アワセのタイミングを図り、しっかりと合わせた。





指5本クラスの良型だ。

海面近くに姿を見せる、タチウオも居た。

その姿も、可成りの良型に見えた。

竿が大きく曲がる引きが来るのだが、途中での針はずれは、食いの渋さを表している様に感じた。



沖合の潮の流れは「釣りにならない…」と、思わず言葉が出る3ノット近い上りの激流。

かめや釣り具都城店の津中さんの指導の元、深場での生き餌釣りの予定だった。

生き餌の鯖や鰯等は、現地で調達する。

魚探に出てくる反応を見て、サビキ仕掛けを入れる。

手頃な鯖や、鰯が、複数で針掛かりしてくる。

生き餌の準備までは予定通り、上手くいっていたのだが…。

何とも、3ノット近い激流にビックリ。






生き餌を弱らせず、針付けする要領。

仕掛け作りから、棚取り、錘の調整等々、初生き餌釣りの前に、その要領を教えて貰う。

指導を受ける高瀬さん達も、真剣に聞き入る。


しかし、遺憾ともし難い激流に大苦戦を強いられる事になるのは、予想外だった。

流れが速いといけないと思い、大潮は外したつもりだった。


南東の風も強くなり、ウネリも出てきた。





仕方なく、場所を大島の内場に移動する。


内場の流れは、この時点では1ノット前後と、緩い流れになっていた。

南東の風に押されて、ウネリも出ていた。

水深50メートル近辺に、ベイト柱が出ていた。

そこから、船を流していく。





棚取りに気を付けながら、流していく。




船首で、萬徳さんがジギングで、ベイトの中を攻めていく。


津中さんの竿に、アタリが来た。

内場に入り込んだ処で、ドラッグ音が鳴った。






獲物が船底に入り、なかなか出てこない。

「鮫か…」

予想通り、大きなハンマーヘッドだった。


この後、内場でも流れが2ノットになった。

潮の速さが、急変する。


「今回は、諦めましょうか」

3ノット近い流れに翻弄され、口惜しい思いが残る。

「次回の機会に、リベンジしましょう」

生き餌を弱らせずにセットする要領は、教えて貰った。

次の機会に、期待したい。