📷2022年11月4日:自生するノコンギクから選抜された園芸品種とされるコンギクが咲いていた。
買い物がてらいつもの散歩コースを歩き、そして、花を撮る。あまりにも平凡な日常の一コマがここにある。
大陸では戦争が続き、隣国からはミサイルが飛んでくるご時世、この平凡な日常を送れることの喜びと、将来に対する一抹の不安を感じながら、歩き、そして花を撮る。
目と鼻の先、小学校の外部フェンスにある花壇、コンギクであろうか、数株が秋を満喫していた。
📷2022年11月4日:誰が何と言ってもボリジだよね。ルリジサだよね。
📷2022年11月4日:こんな時節にお目にかかれるとは思わなかったよ!?
小学校の外部フェンスにある花壇が途切れる辺り、ムラサキ科ルリジサ属の一年草、星型の花が印象的なルリジサ(ボリジ)らしき花が咲いていた。一般的に。この花の花期は、4月中旬~7月とされている。
なぜこの花が秋の日差しを浴び、のんびりと花弁を広げているのか? 秋咲きの品種でもできたというのか、いや、そんなこと寡聞にして知らない。
おや、おや、みんなの趣味の園芸のボリジのページを見てみると、「初夏に咲いた花のタネが発芽して、その年の秋に開花することもあります。」なんて記述を見つけた。この子たちはその口かな。
📷2021年11月4日:この公園、今年はアキノキリンソウがとてもよく咲いていた。
花壇をあとにし、いつもの公園へと向かう。まだアキノキリンソウがそこここに咲いている。
📷2021年11月4日:ベニバナボロギクと久々の再開を果たす。
項垂れた花が一株、これは久々に遭遇したベニバナボロギクだ。この姿勢だからなのか、どこか元気がなさそうなのがちょっと気がかり。
数年前だったか、猫の額の坪庭に降臨したことがあった。もっと鮮烈な赤だったように思うが、風化した記憶が作り出した幻影なのかな。
📷2022年11月4日:一年ぶりの再会。ここだけで世代交代を繰り返すセンブリ。
📷2022年11月4日:再会に興奮のあまり、なかなか焦点が合わない。。。
うわっ、健在だったか! 天然自然のセンブリたちよ。この公園の、この一角でだけ、それも、たった一群れだけ確認しているセンブリなのだ。昨年は、10月25日に、とても小さな株を確認している。今年は株が大きいようだ。
いつも不思議に思うのは、ここで、どのように、世代交代が繰り返されているかということ。
センブリは二年草と言われている。二年草とは、「播種後、1年以上経てから開花結実して、2年以内に枯死する草本植物をさす。」(日本大百科全書(ニッポニカ))とある。
ただし、秋に種蒔きをし、次の年の春や夏に花を咲かせる植物も二年草と呼ばれるというから、センブリもそんなサイクルで花を咲かせているのかな。
いつも気にしてその周囲を矯めつ眇めつ見て回っているつもりなのだが、幼苗を見た試しがない。隠れ身の術でも心得ているのだろうか? 気づかないだけかもしれないが・・・。
いろいろと、釈然としないモノを感じながら買い物へ。また、課題が増えた気がする。