あらかた終わってしまったのであろうと思っていた。
ちょっと周辺をウォーキングをしてこようと思って出かけたが、ものの5分足らずのところにある団地に隣接する小さな公園、手の届くところにも見事な紅葉が見て取れた。
あの時は、とても恨めしく思ったものである。
これほどに見事にそびえる送電鉄塔を眼前にしながら、計画停電とやらで夕べの食事時に急遽取り寄せたLEDランタンで食事をとることになるなんてと。
改めて、しみじみ見上げると、アーティフィシャルな構造物なのに、ナチュラルなクモの巣に似て、なんとも神秘的で美しいのだよ。
このところ、さぼり気味なウォーキングだけど、視線を変えると胸をえぐる光景が広がるもんだね。
そう、考えないといけないね、電力のこと。本当に、A・R・Eでいいのかと。