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「あきたこまち」出穂

2015年08月12日 | 農業
この時期になると「あきたこまち」の出穂の状況を記録してきた。50年来の米つくりの中で今年のような天候は初めてになる。5月の田植の時は好天で気温30度を超える中での田植作業。その後は梅雨になってもほとんど雨はない。連日30度超える状況で「あきたこまち」は出穂した。各地で水不足が心配されてきているが川連は今のところ心配はない。

7月22日からFacebookを始めた。始めたばかりでまだよく仕組みがのみこめていない。初めての人や友人からの紹介等、友達リクエストも多い。対応にとまどっている。Facebook書いた近況、近日のものをここに再録してして置く。

8月6日

今日の「あきたこまち」、あまりにも暑すぎるので田圃に水を入れる。出穂率100%圧倒される黄金の海、この時期が一番うれしい姿。草丈も95㎝程で大きな台風がなければ倒伏などあり得ない。

田圃のついでに雑木林に出向く。「キンミズヒキ」が目当てだ。真夏のこの時期鮮やかな金色のこの野草にひきこまれる。この花の金色がビロードにも見える。稲の出穂とコラボするようにも思える。高温のためかアブの発生は遅れているが約10日ほど遅れでツナギは出て来た。刺されると痛い。軽トラの中と周りには10数匹飛び回る。ツナギにからまれ、慌てた構図とシャターはピンボケの写真。今日の記録のためにそのまま公開。「トチバニンジン」の赤は日増しに濃くなってきている。

キンミズヒキ 坪漆 8月6日
キンミズヒキ(ボケなし)

夜、また昨日のコオロギが来た。調べてみたら「ツツレサセコオロギ」の鳴き声とピッタリ。玄関のわずかな網戸の隙間から入り込み鳴き声が凄い。久しぶりのナイター「楽天対西武戦」。楽天への応援だろうか。デジカメにやっと一枚納まった。

 玄関のツツレサセコオロギ 8月6日

このコロロギのけたたましい鳴き声は、18畳の部屋に鳴り響く。3日間訪ねてきた。外では暦の上で立秋過ぎたら虫の声が一段と大きくなってきた。

8月9日

今朝いつもの田圃の見回りに行ったらアカトンボが帰ってきていた。この地域では一般的に7月に羽化して、夏の間は涼しい山へ移動し平地の温度が30度をきってくる初秋のころ、集団で山から移動してくるといわれている。今年は連日30度を超す暑さなのだが第一陣が生まれた水田に帰ってきていた。

アカトンボというトンボ一般的な呼び名で、「アキアカネ」か「ウスバキトンボ」かもしれない。アカトンボ必ずしもすべてが赤いトンボだけではない。トンボにそれほど詳しくはないが。現実から逃げているわけではないが、稲の穂が出てアカトンボが舞う田圃は落ち着く。

昨年の「あきたこまち」の出穂の時期は台風が迫っていたが、今年は今のところ順調な生育。雨が少なく各地で旱魃の報が聞こえてきているが当地方は今のところ大丈夫なようだ。毎朝田圃を見回りはか返せない。

 傾き出した稲穂にアカトンボ 8月8日

朝露の中でジットしていたが、近づいたら飛び上がった。少し待つとまた戻ったのでデジカメに納まった。8月5日頃出揃ったが早い穂は少し傾いてきた。アカトンボはこの傾いた穂がお気に入りらしい。朝日が出てきたがまだ露が見える。トンボの羽も少し濡れているように見える。この稲穂とアカトンボがお気に入りで今日からノートパソコンの壁紙にした。

 出揃った稲穂 川連町清水屋敷から駒形町方面 8月9日

稲穂の目線から出穂の状況を見ると何か不思議な感覚になる。

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