小紅の渡し
加納宿~河渡宿に向かうには
河渡の渡しと
小紅の渡しの2つがありました
表街道だった河渡の渡しは
明治14年に河渡橋がかけられ終了
裏街道だった小紅の渡しは
今も現役・・・
って、すごくない
今も現役なのよ
加納宿に乙津寺があるのですが
毎月弘法大師様の命日には
お参りに行く方がたくさん利用
するそうです
そんで、小紅の渡しという
ネーミングはなに・・・
諸説あるようです
〇小紅という女船頭がいたから
〇紅を採る草が生えていたから
〇対岸から嫁入りに来た時に、
川面に顔を映し、紅を刺したから等々
いずれにしても、可愛らしい渡しです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/8b/6035cd22bdec769a30c07c644ee8bbf5.jpg?1645843792)
私達、総勢14名
2班に分かれて乗船しますとの事
船が2そう来るのかと思ったら
1そうが2往復してくれました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/b7/ae78dc53ca11d4454e95808b9913df9d.jpg?1645843792)
船頭さん
カメラを向けたら
マスク外して満面の笑顔
お顔出ししてよかったかしら・・・
船からも岐阜城が見えます
なんだか、信長様に見張られている感じよ
たぶん、昔の人も
信長さんに見下ろされ
下手な動きはできなかったと思います
河渡の渡し
こちらは、今、船での渡しはなく
河渡橋がかけられています
河川の改修で両岸とも
はっきりとした渡しの場所は
特定できないそうです
渡し賃は
荷物が18文 1文50円として900円
人が6文 1文50円として300円
武士は無料
武士も金払いないね・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/1b/7ab9f80a86e41efa1245b359f7f07c58.jpg?1645843792)
河渡宿 ごうど宿
長良川の渡しによって栄えた宿場
河渡って漢字読めないわ
河を渡る宿って
字のまんまの宿場なのね
本陣 1
脇本陣 0
旅籠 24
美濃16の宿場のなかでは
規模の小さい宿場ですが、川止めの度に
多くの旅人が滞留して賑やかだったようです
馬頭観音
堤防下にあった馬頭観音
道中家内安全・五穀豊穣
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/a3/839b3bc3ae2a6f14c183f10992a8acb4.jpg?1645843893)
河渡宿は第2次世界大戦による焼失や
長良川河川改修により
宿場の名残はなんもないです
たぶんここら辺が
宿場の入り口だったようです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/fb/dec1b83ac5953e18d934629304ed7415.jpg?1645843893)
河渡一里塚 江戸から106里
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/32/e91ab27cfe6175d76d0fcb9c08ce0a3b.jpg?1645843893)
松下神社
河渡宿って
長良川・糸貫川・根尾川が流れ
土地も低かったために、少しの雨で川は増水し
宿場は水浸しになってたみたい
そんで
1815年の美濃代官松下さんが
幕府に掛け合う事4年
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/a2/5727233f31f624f37a6d2447e6b15fcd.jpg?1645843893)
河渡宿全域を1・5メートルほど
土盛りしてくれたんだって
そのあとは、水害の心配がなくなったようです
そんで、村人が松下代官様の功績に
感謝して松下神社を建立したそうです
小さな赤い屋根2つの
可愛らしい神社でした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/18/48861c66a46b21651ed3427d18859f81.jpg?1645843893)
神社の裏も土盛りがしてあるのが
わかりましたが
近くの道路を見ても
宿場の方が高くなっているのがわかります
なんかね、時代劇見てると
お代官様って、悪人ばっかじゃない
美濃代官松下さんみたいに、
村人のために働いて
村人に神社を作ってもらえるような
御代官様もいたのね
今の時代もさぁ~~
賄賂なっかばっかもらっている
政治家さんもいれば
国民のために
働いてくれてる政治家もいるのよねきっと・・・
国民に感謝の神社たてて貰うほどの
働きをしろってゆうのさ・・・
本田代官所跡
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/12/04e981bb734ccdf007968f14121425c8.jpg?1645843995)
江戸時代、ここに幕府直轄地があり
代官役所が設置されていたそうです
講師の先生
このツアー毎回
講師の先生と添乗員さんがついてくれます
講師の先生が先頭を歩き
ガイデイングレシーバーで色々説明をしながら
歩いてくれます
ここだけの話・・・
って
グログでここだけの話ができるのか
どうかわからんけど
ここだけの話
この講師先生の良し悪しによって
ツアーの内容が
変わってくるんだなぁ~~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/2d/30e80965e346663d1233acc66e69acb7.jpg?1645843995)
ご自分の世界に入ってしまい
歩いてる間
ず~~っと
ず~~っと
小難しい歴史の話なんぞする先生も
いるわけで
私なんぞ、頭悪いんだから
どこが、重要で
その宿場のどこが見どころなのか
わからくなるんよね
この女の先生は
とても良いです
この先生と京都三条大橋まで
ゴールしたいものですが
私は信濃路・美濃路前半が
まだ、歩き終わっていませんので
無理です
まあ、いろいろな先生にお会いするのも
楽しみに
集合場所で
今日の先生はあたり~~
今日ははずれ~~って
ジャッジするのもまた楽し・・・
ってことで
あらあら
街道話から脱線しました
河渡宿を出て
美江寺宿向かいます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/a5/619b6ec37059d037b7d8ff8a95664401.jpg?1645843996)
樽見鉄道・・・
見えているのはたぶん美江寺駅