オペラ大好き

オペラ合唱団をコロナや親の介護で休団中です。親の介護について書いています。

癌研 入院 同じ病室の方たち

2008-09-15 21:32:17 | 乳がん
手術が終わり、翌日からは自分で何でも出来ます。
大部屋は4人。
カルメンシータと近い年齢の方が二人。
そして、少し上の方がお一人。
皆さん、それほど深刻な病状ではなく明るい病室でした。

Sさんは腎臓にも癌が見つかって、乳癌と同時に手術です。
乳癌になったお陰で、腎臓の癌が見つかった!
ということは、乳癌になってラッキーだったという事ですね。

腎臓の傷は痛み、ナースコールで鎮痛剤を貰っていました。
水泳がご趣味で、いつから競泳の大会に出られそうか、主治医に質問されていました。
もう、すっかり以前と同じに水泳を楽しんでいらっしゃるでしよう。

Tさんはとても陽気で、TVを観ながら爆笑。
癌研の図書室で借りた「花より男子」を熱心に読まれていました。
手術前に抗癌剤の治療をされていたそうです。
「骨転移しているから完治しないのよね」と、のんびりした口調で話されていました。
時々メールしていますが、お元気そうです。

年配のSさん。
「旅行って、知り合いには言ってあるの。入院はナイショ」
4人部屋でしたが、退院前の2日間は新しい入院患者が入って来なかったので、Sさんと二人きりでした。
娘さんが毎日お見舞いに来られ、和菓子や果物を差し入れします。
食べきれないからと、私もご馳走になりました。

同室の方々、隣の病室の方も深刻な病状では無かったのですが・・・
やはり、癌の専門病院。
入院した夜、激しく泣き叫ぶ声が病棟に響きました。
別の日には見舞いの母親が、入院中の娘さんの手を握り締め、廊下で泣き崩れていました。

乳癌の治療はここ数年、飛躍的に進んでいるようです。
センチネルリンパ節の検査もそうです。
友人の助言が無かったら、この進んだ治療の恩恵が受けられないところでした。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 浅草橋で買ったビース | トップ | ジーザス クライスト スー... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

乳がん」カテゴリの最新記事