鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

染と色

2012年11月23日 | 日記

先日、お教室の生徒さんに聞かれた色の話です。

柿色ですが、少し黄いろが強い色。

おそらく「洗朱」とおもわれます。

色の名前は実に面白く、本を読み始めたら仕事にならない。

「くれない」は、中国の呉から伝えられた藍という意味で「くれあい」が「くれない」

になったという。原料は紅花。

連想というのはおかしなものです。「呉」と聞くとなにか重厚な趣が・・・

とにかく、それらの色は、日本に渡り、水が豊かで、四季の変化の著しい、この

日本の風土のなかで、さらに細かく色分けができてきたわけです。

着物の色も漠然と「紫の紬」とか「緑の小紋」何ていわないでちゃんとしよう。

学ぶこと、実にたくさんありますね。







































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