一日のうち、五分の一は探し物をしている私。失くし物の名人です。
でも世間には、そそっかしい人が結構多いことも事実。
昨日の午前中。鎌倉駅前の銀行を出たところで、目の前に落とし物をした人がいた。気が付く様子もなく、駅の方向に急ぐそのご婦人に声をかけた。
「何か落とされましたけど」
その人は振り向いて、自分の手元を見て顔色を変え落したものを拾い上げた。
「ありがとうございます!これ・・・実印で、失くしたら大変なことになるところでした」
何という事でしょう、そんな大事な物すぐ仕舞わないのかと、あきれた。
何かの契約が済んで、ほっとしたのでしょう、ふわーっとした気持ちで外に出た、手には何やら書類も持っていた。実は、私もよくやるこの「ふわーっ」
このところ、大きな落し物はないが、スマホを度々床に落として、満身創痍。
可愛そうな私のスマホは、メールを打つとパコパコ言う個性派なのです。
「大きな忘れ物は最近はない」なんて書くと危ない、気を付けよう。