鎌倉市のGIGAスクール構想 動画が発表されました。
子供たちの教育のことを知るうえで見るのはもちろんですが、
教室においでいただいているシニア世代にも世の中がこれだけうごいていることは知って頂きたいと思います。
以下概略を抜粋し紹介します。
【市政情報番組】鎌倉市における「GIGAスクール構想」について
<鎌倉市におけるギガスクール構想 4つのポイント>
1.高速インターネット
高速WiFiが教室に整備される
2.デジタル端末
iPadが整備される(小学校1年生から中学校3年生まで)LTEモデルのため教室以外でもできる
3.大型ディスプレイ
学びが孤立化しないようにする。iPadと向き合う授業はもったいない⇒ 先生の画面やみんなの画面をみんなで見られるようにするために教室に大型ディスプレイを設置(ディスプレイ自体がタッチパネルでWiFiにつながる)⇒共同的な学びが実現できる
4.ソフトウエア
・GoogleのG suite for education(インターネットで使える学校向け無料サービス予定表・表計算・作図・アンケート作成などをメンバー同士で共有して作業できるのが特徴)
・AIドリル
上記4つが日常的に使える
<学校教育に求められるもの>
・学校教育は子供たちが大人になったときに必要な能力を逆算して今を考える
・子供たちが大きくなった時には「Society5.0」の時代になっている
Society5.0とは・・・政府が進める科学技術基本計画の第5段階 通信技術や人工知能の急速な発展を通じて各種の課題を解決した快適な社会を目指す(AI、ビックデータ、ロボット技術、インターネット技術が高度に組み合わさる時代 単純な作業は機械がする社会)
・人間はクリエイティブなものをする時代→ICTを活用する力が必要
・問いを立てたり社会の課題を考えたりチームでそれを共同で解決・答えをだす人間らしい力が大切。
・これが待ったなしの状態。
<具体的にはどんな学びなのか?>
・ICTを活用 問いを立てて課題を解決
・情報活用能力・・・たとえば係活動でクラスの意見を集約するときにフォームを使ってアンケートをとれる
・国語や社会での調べもの⇒ICT環境で調べられる。中学で言うならば部活の紹介動画をつくったりする。プレゼンテーションをつくったりする。こういったものが日常的にできるようにする。
・ICTを通じてどのように算数や国語の能力をあげるのか? という問いには・・・
考え方の転換が必要Society5.0ではICTを活用して自分の意見を表明したりいろんな意見を発信したりすること自体が学力である。
・社会の課題を考えたりそれを解決するちからを育む⇒いままでだったらまず図書室の本自体・教科書によって子供たちの想像力が限られて行ってしまう。それを模造紙などにまとめるのも難しい現状がある。⇒図書室で本が見つからなかったらインターネットで調べる/インタービューしよう/メールを送ってみよう などで学びが広がっていく。Googoleのサービスをつかってみんなで一つのプレゼンテーションを作り上げる 動画も入れよう 写真もいれよう 子供たちが共同的な活動の中で表現の幅を広げていくことができる⇒こういった中で解決していく力が育まれていく
<(岩岡教育長から)市民の皆様に・・・>
150年に一度の教育改革ともいわれている。生徒、先生が新しいことにチャレンジする姿を応援してほしい。
知識や技能の伝達に多くの時間をかけていた時代から授業を見直してどれだけ主体的、対話的に学びを実現できるかをチャレンジ
最初は技術的な課題にぶつかったり子供たちが間違った使い方をしたり、取組にばらつきがあったりすることもあるかもしれませんがそれを恐れて使い方を制限したりがちがちのルールに縛られてしまったら子供たちの未来は作れない。
市民の応援よろしくお願いします。
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