一般新聞でも、スマホの料金体系の問題点が大きく指摘され始めています。
教室では、生徒の皆さんに少しでも楽しくスマホ、タブレットを扱えるように授業を行っていますが、記事をもとに現状のどういったところが問題かを一緒に考えていきたいと思います。
第3回目は 「教えて!ケータイ料金:3「格安スマホ」安さの理由は?」からです。(←文字の色の違うところをクリックすると記事に飛んでいきます)
私なりにまとめると
- 格安スマホにかえると4人家族で、年間換算で家族でグアムに行けるほどの金額差が出る(20万円ほど)
- おもにドコモ回線を借りて、一般の方に安く適用する格安スマホ事業者(MVNO)と契約することによって安くなる
- 回線の賃貸料は、総務省が定める基準によって決まり、MVNOは、おもにドコモ回線を安く借りて、各々に安く分配する。販売店網を広げず、広告も少なくして低価格化を維持している
- 総務省が寡占市場を崩そうとするための施策
- メリットデメリットを理解して利用するべし
個人的な意見も追加させると、
格安スマホのデメリットとしてよく言われるのが
(1) 通話料金に関して・・・
通話料金の割引プランがほとんどないゆえ、30秒 20円かかります。大手通話料金が有利なのは、毎月1時間程度以上、携帯で電話をかけるかたといわれますが、今どき1時間以上を携帯で電話するかたが主流派といえるのでしょうか? えーもったいない!っと感じてしまうのは私だけでしょうか?
長電話する方の現在の主流は、LINE通話(LINE電話とは区別しています)、050Plus、SkypeなどのIP電話(インターネット回線を使った電話)や、楽天電話、G-Callに代表される通話料格安サービス(一昔前話題になったマイラインのようなサービス)になってきているように感じています。そもそも教室においでになる方は電話をあまり使わない方が多く、代替方法があるので問題ななることは少ないです。
(2) 携帯メール(キャリアメール)が使えない・・・
直接的に一番問題のあるのは、ドコモメールなどに代表される携帯メールが使えないことでしょう。この問題が克服できるかが格安スマホに変えることができるかどうかの分岐点と言っていいかもしれません。
メールアドレスがPCでもつかえるメール(Gmailが代表ですね)に変わるだけなのですが、厄介なのは「 ①スマホであってもPCでも使えるメールが受け取れない方がいるということ」と、「② 受け取れるようにするには相手に設定を変えてもらえないといけないこと」です。
「設定を変えてもらう相手が2,3人ですむ」「ショートメールでなんとかなる」と判断された場合に格安スマホをお薦めしています。
(3) 通信速度が遅いのでは?・・・
生徒さんでは、ほとんど問題にならないので、授業ではあまり言いませんが、「通信速度が遅いのでは?」と気にされる方もいます。
誤解されている方もいるので、念のため言っておくと、「格安SIMだから」、とか「余った電波を使わせてもらっているから」遅いというのは違うと思います。
たとえばドコモ回線の場合、ドコモ側は、格安SIMを意図的に遅い状態にしているわけではなく、遅いか速いかは格安SIMを提供している業者(MVNOと言います)とドコモとの間がどういう契約をしているかによって決まります。ケチった業者なら当然混み合いやすく、余裕をもった業者なら大丈夫ということですね。
格安スマホの問題というよりMVNO側の問題ですね。安いだけで選んではいけないという、ごくごく当たり前のことでもあります。
結論としては、教室で提供している格安スマホで、問題を感じたことは一度もありません。メリットの方がはるかに上回るレベルだと思います。もちろん、純粋に速さを追求する方には、大手携帯会社を選択するというのもあり得る選択ではありますが。
④サポートはどうするの?・・・
当面は問題になりにくいのですが、実はとても大切なのがサポートではないでしょうか?
格安スマホに変えるとたとえ回線はドコモ回線を使っていたとしても、ドコモと直接契約しているわけではありません。
何かあった場合駆け込むところがなくなるのです。教室では、格安スマホを薦める段階で、これを一番に考えました。
その結果が「にこにこサポート」です。
日常の質問、画面がおかしくなった時のメンテナンス、修理の依頼、代替機の手配などしますので、教室で格安スマホを契約された方はぜひご加入ください。手厚くサポートします!! もちろんPCのサポートが必要な場合は、総合サポートもあります。
「にこにこサポート」が気になる方はぜひ教室に直接お問い合わせ下さい。
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長文失礼しました。