ホームコンじゅく鎌倉教室 にこにこ日記

ホームコンじゅく鎌倉教室のオーナーが、
つれづれなるままに書いています。

逗子流鏑馬を撮影してきました

2018年11月20日 11時25分18秒 | プチ撮影会

今年も逗子 流鏑馬に出かけました。

逗子海岸では毎年11月中旬に武田流流鏑馬が奉納されます。1週間前に5年ぶりに行われたの材木座海岸の流鏑馬も武田流でした。
鎌倉幕府の正史とされている『吾妻鏡』には、1200年(正治2年)9月2日、源頼家小坪で「笠懸」を行ったとの記録があり、その場所が逗子海岸であろうと考えられています。

また、逗子海岸では、終戦後、逗子なぎさホテルに進駐していた米軍に流鏑馬騎射を披露したことをきっかけに、1948年(昭和23年)、1949年(昭和24年)に日米親善流鏑馬騎射会が行われたといいます。

八幡様ほど格式高くはなく、地元の人が気軽に行ける流鏑馬として、教室でもご案内しています。
普段あまり撮影しない動体撮影にうってつけではないでしょうか。教室の精鋭メンバーも撮影したので、その結果が楽しみです。

今回は参考までにシャッタースピード・35mm換算の焦点距離を記載しておきます。授業でNDフィルターのお話もしたので、日中にあえてブラす撮影もしてみました。


秋の江の島花火大会とこの逗子の流鏑馬は、一般的にはなかなか撮影できないシチュエーションをあまり並ぶことなしに撮影できる非常に貴重な秋のイベントです。

 

 
1/1600S 300mm

 


逗子開成高校による、和太鼓が最初に披露されます

 


1/80S ND8 160mm

 


1/10S ND8 60mm

 


1/4000S 28mm

 

 


1/2500S 166mm

 

 


1/100S 184mm

 


1/100S 50mm

 


1/100S 90mm

 


1/320S 144mm

 


1/160S 208mm

 


1/8000S 202mm

 


1/5000S 184mm

 


1/2500S 70mm

 

 

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逗子の流鏑馬(生徒さんチャレンジ編)

2017年11月30日 15時13分00秒 | プチ撮影会

逗子の流鏑馬(生徒さんチャレンジ編)です。

今回の大きなポイントは2つでした。
1.普段動くものを撮影することはあまりありませんが、馬は走ります! つまり動体の撮影です。

2.シャッタースピードを意識して(Sモード、Tvモード)流し撮りに挑戦!
(①まずは馬をピタリと止める撮影。②そして流し撮り/ピントの合わせ方はカメラの性能に合わせて、「C-AF」or「S-AF & 置きピン」)

 

さて、みなさんの撮影はどうだったでしょうか?
現地に行くと、馬が想像以上に速かった(でもそれが楽しかった!)、どこで撮影していいか分からなかったなどの声が聞こえましたね。

実際に撮影したものを見て気になったことが3つありました。

(1)動いている馬の撮影に、「撮影する側も動かしながら撮ることが伝わり切れていなかった」 or 「頭では理解しても体が動いていない」 というパターンが多かった。馬が上手くフレーミングできなかった方は、馬の動きに合わせてカメラを動かしていない可能性があります。

(2)撮影枚数が圧倒的に少ないのではないか?
今回参加した方のカメラの連写性能は、一番少ない方でも3枚/秒 でした。 「1回撮影で控えめにみて2秒連写」するとして 「6枚」 これが大体5人続くわけですから で1回(のターン)の流鏑馬で少なくとも6×5=30枚

これが少なくとも5回はあるので、相当控えめに見て 150枚は撮影するはずです。1つ前の的も望遠で撮影すると、これの倍 300枚ぐらいは普通に撮っても不思議ではないのです。(自慢でもなんでもありませんが、私の場合は 1300枚弱 この日撮影しています 「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」は動体撮影に関しては、間違えとは言えないのです。)

もし、今回の撮影で100枚にも満たなかった方は、それは少なすぎです。まずは、枚数の限界を超えちゃいましょう。

(3)実はなかなかよく撮れているのに、本人が気づいていない(←あえて強調しておきます)
ぶれている(→流し撮りは、わざわざ背景をブラして撮影しているのですよ)、馬が真ん中に来ていない(→トリミングでも十分です)、傾いている(→馬が主役であれば傾いていた方が躍動感が出るのです。風景撮影ではないので、傾きはアリです)などの理由で、(照れもあると思いますが)1枚もいいのがありませんでしたとおっしゃる方が何名もいらっしゃいましたが、もったいないですよ! ぱっと見は「うーん」などというのは私自身もしょっちゅうですが、実は翌日、翌々日改めてみて角度を調整して、トリミングなどをすると(それ自体が、実は撮影と同じような感覚なのですが)、急によく見える写真など日常茶飯事です! お宝が埋もれているのではないでしょうか?
以下4人の方が挑戦しました(順不同) 

まずはMさんからです。
昨年も撮影されていましたが、かなり上達したように感じます。授業ではあえて、10コマ/秒での「置きピン」での連写撮影は伝えませんでしたが、それをすれば来年はもっと確率が上がりそうです。あとは、練習を重ねるのみではないでしょうか。


(EV:+0.3 S:1/100)
「潔くアップで狙ったのは素晴らしいですね!」

 


EV:+0.3 S:1/160)

 


EV:+0.3 S:1/100)
「Sスピードが適切だったので馬の後ろの砂がぶれていていい感じです。躍動感が出ています」

 

2番手はSiさんです。

1枚目の写真は個人的に好きです! 人間はぶれずに海がぶれて、馬の脚がぶれているのは流し撮りが上手くいっている証拠ですね! 3枚目もうまくいっています。

個人的にこの撮影角度は嫌いではないのですが、やはり顔が見える角度も撮影したいところです。来年は、陣取る場所を考える必要がありますね。

2枚目は、あえてそのままの掲載いたしましたが、風景的要素もあるので、ちょっと水平線の斜めが気になります。(もちろん後から治せます)1枚目ほど躍動感がある場合は、水平線は気にする必要ないでしょう。


EV:+1.3 S:1/50)
「1/50で人間がぶれていないという事は、うまく馬に合わせてカメラを動かせた証拠です」

 


EV:+2.0 S:1/200)

 

 


EV:+1.7 S:1/80)
「馬の脚、背景が流れていて躍動感があります」

 

3番手はFさん
今回は、唯一のコンパクトデジカメ(といってもSモードが使えます)での参戦。
本人曰く、全然×との事でしたが、撮ったものすべて見せて頂いたらお宝が眠っておりましたヨ!

ただし、設定などは問題ありませんが、流し撮りにはなっていません。それは背景を見ればわかります。背景はぶれず、馬のみがぶれているからです。これは「馬の動きに合わせてカメラを動かしていない」ことを表しています。これでは撮影は難しかったと想像できます。おそらく置きピンでのピント合わせと、流し撮りの組み合わせで混乱されたのではないでしょうか。

本来の流し撮りにはなっていませんが、実はこの撮影はコンパクトデジカメやスマホではまず撮れない作品です。それは、本来だったらこの晴天下での撮影ならぶれるわけがないのです(Sスピードが1/1000以上に上がるから)。それを、あえてSスピードをぶれるかぶれないかの臨界点に設定して、あえてブラして躍動感を出しているわけです。本来はそれだけでもすごいもんです!

逆に、それでもとれたんだから、次はもっとしっかりとれるはずです。そして、その時は、いよいよレンズ交換式でしょうか。

 


EV:+0.0 S:1/200)

 


EV:+0.0 S:1/100)
「流し撮りにはなっていませんが(→背景がぶれていないからです)躍動感があってカッコイイ写真です」

 


EV:+0.0 S:1/100)

 

最後がSaさん。
最後まで、うまくいかなかったとおっしゃっていましたが(笑)、提出して頂いたものは、何も問題はありませんよ。
提出して頂いた写真は全て1/200の写真だったので、もう1パターンの1/100の流し撮りの写真がどうなっていたのかわかりません。
したがって、あくまで想像なのですが・・・フレーミングが上手くいかないという事をおっしゃっていましたが、もしかしたら「流し撮りの方法を勘違い」 or 「頭ではわかっているのですが、体が動いていない」可能性があります。

以下想像も含めての話なのですが・・・

まず馬がぶれている場合は、おそらく撮っているとき「馬に合わせてにカメラを動かしていない」のが原因である可能性が高いです。カメラが動いていないので馬が画面の中に収めるだけでも大変だと思います(Fさんも同様でしたね) (流し撮りの知識のない方はほとんどこういう感じで撮影されます)

馬はぶれていなくて、背景がぶれている場合 → それすなわち「流し撮り」の正解です! 正解を正解と思っていない方、密かにいるのではないでしょうか?
この2つの違いが分かっていない方が、今回はまだ多かった気がします。来年はその2つをもうちょっと区別する練習を入れなくてはなりませんね。

焦点距離を見ていて、もう一つ重大なことに気が付きました。(来年の備忘録として記載しておきます)
Saさんは、望遠レンズ 広角レンズ2本で撮っているので(他の方は全員高倍率ズームレンズで撮影)、動きものに関して途中でレンズを変える余裕はありません。お隣で撮影していた方は、高倍率ズームでしたから、その辺も混乱したかもしれません。来年は、陣取る場所が大切ですね。

 


(EV:+0.7 S:1/200)
「ばっちりのタイミングでかっこいい撮影出来ています」

 


(EV:+0.7 S:1/200)

 


(EV:+0.7 S:1/200)
「横向きの動体に対して、縦の撮影は、フレーミングだけで大変だったのではないでしょうか。初期型のミラーレスでこの撮影は相当大変だったと思います。なかなかの腕前です (^_-)-☆」


来年の流鏑馬も特別講座開きたいと思います。

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秋の江の島花火大会 生徒さんの作品です。

2016年10月21日 00時33分38秒 | プチ撮影会

10/15(土)は秋の江の島花火大会でした。

以前は8月でしたが、2010年はAPEC開催に伴う警備上の理由で、規模を縮小して夏と秋。
2011年は東日本大震災の影響で中止 その後、秋にも観光客を呼び込めるように夏と秋に花火大会を行っています。今年の夏は台風で中止だったので実質秋がメインでした。

花火大好きのわが家では、秋にも見られるので大歓迎です。
昨年秋の花火大会に行って、浜が非常に空いていたので、今回、急遽生徒さんと、花火撮影講座(教室で三脚とレリーズを使って秘密の撮影の練習をします)と精鋭メンバーで撮影会を一緒にしてきました。

花火の撮影は、場所の確保が難しいので、夏の場合、講座として一緒の撮影会は難しい。しかも、教室で練習したからと言って、現地ですぐ撮れるような代物ではないので、昔から何とかしたいと思っていました。やっとその思いが実現。秋の江の島花火大会はこの教室の生徒さんの花火撮影にうってつけです。

全員、花火撮影初めてでしたが、良く撮れていますね!

<S.Kさん>

しばらく教室を離れておられたのですが、復帰されてからは写真もPCも一生懸命取り組まれています。初めての撮影にしては上手くいきすぎではないでしょうか
(^_-)-☆


(E-M5+M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ F10 8.42S)


(E-M5+M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ F10 6.94S)

<F.Hさん>
コンパクトデジカメでどこまで撮れるのか? シャッタースピードやISO感度のコントロールがどうしても機械任せなってしまいますが、操作が少ない分、落ち着いて、本物の花火をゆったり見ながら撮影されていました。大胆な構図で、かなりいい感じではないでしょうか? コンパクトデジカメの撮影とは思えません。
来年はぜひ「ミラーレス」+「レリーズ」で行きましょうよ (^_-)-☆


(DMC-TZ70 F5 4S)

 


(DMC-TZ70 F5 1.3S)

 

<S.Yさん>
レリーズもしっかり扱えておられました。この機種は最低ISO感度が200からですので、ほかの方より絞って光跡を追っています。
花火撮影が念願だったとおっしゃっていましたね。初めてにしては上出来です!
来年もぜひご参加を。 (^_-)-☆


(E-PM2+M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ F10 6.94S)

 


(E-PM2+M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ F14 6.41S)

 

花火撮影は、レリーズのタイミングをどう合わせるのか?、夜の無限遠の出し方、三脚の扱い、など、現場での説明がどうしても必要になります。
今回の経験に味をしめて、来年も、一人でも多くの方に、花火撮影の楽しさを味わってもらいたく、天候が許されれば講座+撮影会を開きたいと思っています。一年後ではありますが、ぜひご参加を!(今回の写真は、花火写真はトリミングなどの修正で大きく見違えることを知って頂きたいので、教室にて修正を施しています)

 

<来年の備忘録>
七里ガ浜も腰越も浜は、より取り見取り、どこからでも混雑なく撮影できます。私たちは現地まで自転車で行きますので、途中までの道も混雑知らずでしたが、江ノ電は3台分は見送らないと乗れなかったようです。小田急も混んでいたという事を聞きました。今回は土曜日だったからという理由もありますね。
確認はしていませんが、大船からモノレールが一番空いているような気がします。車だったら、浜にちょっと離れた西鎌などにコインパーキングなどに止めて、歩いてくるのが良いような気がします。

 

 

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撮影会中止のお知らせ

2016年06月13日 06時26分54秒 | プチ撮影会

本日予定していた、撮影会は、しっかり雨が降っておりますので、

残念ではありますが中止とさせていただきます。

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プチ撮影会(アジサイ編) 引き

2010年06月19日 13時23分46秒 | プチ撮影会

今回の課題 「引き」と「寄り」の撮影のうちの「引き」の作例です。
一眼(レフ)というと、ボケの表現がクローズアップされることが多いですが、風景写真では広角で隅々までピントが合った写真が好まれます。 もちろんボケはそれなりにコントロールできますが、寄って撮ったときほどはボケません。


この構図は定番ですが微妙に角度を変えて撮りましょう。
空をどれだけ入れるか、手前にどれだけアジサイを入れるか・・・ 

 


1枚目と似ていますが、今度は空を入れていません。
曇っていたらあえて空を入れる必要はないですね。
(もちろん、雲が印象的に曇っていたらまた話は別ですが)


やや寄り気味です。奥行きを表現したかったので手前は構わずぼかしています。


手前のアジサイをどれだけにするかが腕の見せ所です。

 


普通にきれいなアジサイも撮ります。単体ではあまり面白みはありませんが、
寄りの写真と組み合わせることで俄然光を放つタイプだと思います。

 
アクセントに木を一本入れてみました。
赤いアジサイの配列にリズムを感じたのでパチリと撮影しました。

 


海もしっかりピントを合わせたいので当然絞ります。
周りの木々の入り方を試行錯誤してきめます。

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