現在週に8コマ 私立高校2年生と3年生に「情報I」
およびパソコン研究という名目で「入力練習全般」を
教えています。そこで感じることを不定期にお伝えしていきたいと思います。
現在の高校2年生は2025年の1月の共通テストから情報Iが必 須になりますが、
学校での授業は「私立で、情報関連に力を入れている学校」 であっても学校任せでは
やはり心もとないということです。
例えば今では当たり前のように学校教育で必須になっている
ワードやエクセルの進度をパソコン教室の進度と簡単に比較してみました。
大人の標準的な進度で8回分ぐらい(2時間× 8=16時間 2ヶ月)の内容を、
高校では2~3回(45分×3=2時間15分) くらいでこなさないといけません。
いくら若いとは言え、 この差は大きく理解は難しいと言わざるを得ません。
(おそらく、それは「中学でやっているよね」、という判断なのでしょう。
もちろん、それでもやらないよりやった方がいいのですが・・・)
つまり・・・、
「今の時代だから、学校でしっかり教えてくれる」 と思っていると、
結局社会人になるまで、 ろくに分からないまま過ぎてしまう可能性があるということ。
このことはぜひ心にとどめておきたいところです。
情報関連(プログラミング、PC関連一般)の授業で、
このホームコンじゅく鎌倉教室に通っている子供たちが、
学校でトップクラスの成績を取れるようにと日夜考えています。
数学、英語を極めるのはむずかしくても、
情報に関してはそれが可能なのです。
そして、 共通テスト必修科目になるまで2年を切ってしまった現実。
きたるべき時の負担を少しでもすくなくするためには、
事前の準備がとても大切というのが今回の結論です。
(高3になってから、情報Iの対策が十分できるほど、
高校生は暇ではないということです)