お天気が心配ですが、いよいよ今週末 第5回プチデジカメピクニックを開催いたします。
当日は人数も多いですし、また「プチ」の理念は気軽に、機会を提供することでもあります。
通常の有料の授業とは違いますので、個別の質問に、すべて答えることはかなり難しいです。あくまで、ご自分で考えながら、創意工夫をしながら撮影するのが基本であることはご理解願います。
細かい話は授業のときにさせていただきましたので、今回は考え方とイメージを広げる考え方、作例をご紹介します
1.環境なりの撮影を心がけましょう。
理想的な状態で撮影することなど、現実には、ほぼありえないです。曇りの場合も当然あるでしょう。風が強めに吹いているかもしれません。それを悲観してはいけません。
空が青いときは、空の青さを生かしましょう(順光)
晴れていたら花びらを透かして見ましょう(逆光)
(念のためですが、この2つは同時には両立できません。どちらを優先させるかは、撮影者の意志です)
曇りの時は、必要以上に空が入らない構図を選びましょう。曇りでも、一時的に晴れることは結構あります。
曇りの時は、光が拡散して、花本来の色が出てきます。素肌美人のコスモスたちを撮ってみてください。
2.夢中で撮影してみましょう。
単純にコスモスはきれいです。感じるままにとってみましょう。
しかし、そのままとっていると同じような構図になっていませんか? そんな時は、こんな工夫をしてみてください。
(1)引きと寄り両方をとってみてください。
アルバム、カレンダーにするときもそうですが、どちらか一方だと少々退屈です。意識的に使い分けましょう。
(ちょっと引いて広角よりで、周りも一緒に撮っています)
(ここまでのマクロは一眼でないと難しいけれど、寄って寄ってきれいな場所だけ切り取ったという意味で掲載しておきました)
(2)普段撮らない角度でも撮ってみましょう
(真上から)
(コスモスの森をさまよっています。風があるときもこの位置は有効です)
(3)望遠側と広角側両方撮ってみましょう
(高倍率ズーム機、一眼は、望遠では背景の色合いを決めるような感じになります
さらに、一眼では前ボケも入れることができます)
(広角側での表現で、主役を目立たせるには、かなり近づかないと大きくなりません
背景はいろんなものが映り込み、ボケは少なくなります)
(4)背景を意識しましょう
バックが美しくない? などという話をよく聞きますが、背景は偶然にまとまるということはまずありません。背景は、自分が動いて決めます。
平塚のコスモスは、特に周りがそれほど美しくないので、動いて背景を決める意識がないと美しくなりません。
(背景に数少ない木を持ってきました)
(川が光ったら、背景にキラキラの川を入れてみましょう)
3.最後に・・・
授業では言いませんでしたが、アートフィルターがついているカメラはぜひ使ってみてください。
(ラフモノクローム)
(ファンタジックフォーカス)