いよいよ最終回、何とか年内に終わりました。お待たせしました。最後は、「K.Hさん」です。
コンパクトデジカメから一眼レフにステップアップ。
望遠、マクロ、広角とも3倍ズームのコンパクトデジカメからの変更だと、かなり撮影の幅が広がったのではありませんか?
1枚目
(E-410,ZD ED35/3.5)
ISO100 70mm(35mm換算) 1/500 F4 MF スポット測光 -0.3EV
なんとも迫力のある作品です。マクロならではのアナザーワールド。すばらしいです。
スポット測光は極端に明暗の差が激しい被写体に適しています。
今回の場合は、初期値の万能なデジタルESP測光(マニュアルP60参照)のほうがおそらく良かったと思います。
測光方式の詳細はこちらを参照してください。
ニコンのマルチパターン測光がオリンパスのデジタルESP測光に相当します。
2枚目
(E-410,ZD ED35/3.5)
ISO400 70mm(35mm換算) 1/400 F5.6 MF
見事にピントが合っていてすばらしいです。これもMFですね。間違いとは言いませんがわざわざ難しくしているような気がします。蝶が行ってしまわないよう素早く撮るために3脚なぞ使わずに、手持ちでAFでいけそうです。
ただしピントあわせは機械に任せ、蝶の横だけでなく、正面のほうからも撮影できればなお良かったですね。
今回、みなさん望遠レンズを、「遠いところの被写体を撮影する」ための使い方ばかりですが皆さんのお持ちの望遠レンズは準マクロレンズ的な使い方ができます。
被写体が蝶のような場合、被写体との距離を短くすると逃げていってしまいますので、日中であれば望遠ズームを使って、離れて撮影する方法も試したいところです。
いつも弱気なコメントが多いのですが、なかなかどうしてかなりしっかり理解しているような感じがします。今後のさらにすてきな作品を期待しております。