久しぶりの更新です。
新規募集、デジカメテキスト作成などと、しばらくフルパワーだったのでほかのことができませんでしたが、いよいよ今週末はデジカメピクニック。そうは言ってられませんね。
わくわく、エクセレントの方には授業でピクニック向けの授業をしましたが、それ以外のコースの方も参加されますので、ここだけは譲れない「光」と「切り取り」に絞って補足いたします。ピクニックに参加される方に、少しでも参考になれば幸いです。
まずは「ひかり」です。
当日晴れ渡るかどうかはわかりませんが、光り輝く紅葉に逆光は絶対です!逆光を恐れてはいけませんよ。
ところが、授業でも逆光と本人はおっしゃっているけれど、これは???と思うものも少なからずありました。
うまくいっていない方は以下のことを確認してください。
1つ目は・・・
逆光と思っても実は逆光になっていない。単に明るくなっているから逆光ではないですよ。太陽に向かって撮影するのです。
当然、地面すれすれの葉っぱ、花を逆光で撮影する(下にあるものを太陽に向かって撮影する)のは難しいので、目線ぐらいからやや上方の紅葉を狙います。
2つ目は・・・
無意識に逆光を避ける。逆光になると必ず「そっちは逆光よ!」という声が聞こえてきます。現在のカメラの常識は「逆光は積極的に使え!」です、
3つ目は・・・
逆光であっても、もともと暗く見えているところが明るくなるわけではありません。見た目にも輝いているところをとるのですよ。分厚い花や、葉は逆光でも透けて見えません。木、全体が逆光で輝くケースはそれほど多くはありません。そんなときはきれいに輝くところだけを写せばよいのです
逆光で輝く紅葉のサンプルを・・・
逆光でとればこんな風に背景が真っ黒になることもあります。
理由は、エクセレント、わくわくの方はわかりますよね!
これはハンバーグ構図を利用しています(→エクセレント、わくわくの方向け)
こんなもみじはそのままとるとたいていやや暗く映りますので、
露出をプラス(もしくは後で明るく修正することが必要です)
赤いのだけが紅葉ではありません。緑輝く紅葉もきれいです。
これも逆光でとっているので背景が真っ黒になりました。
続きます・・・