9月に入ると、嶋七前の舞鶴港では、
いよいよ「手ぐり」が解禁になります。
「手ぐり」というのは、底引き網漁のこと。
嶋七前から、その漁から帰ってくる 船の姿を見ることができます。
手ぐり(底引き網漁)の解禁は、天候がよければ、
毎年9月の頭から始まり、春まで続きます。
11月には「松葉かに漁も解禁なります」
▼ここからは、以前 取材した
舞鶴港の 手ぐり解禁 の様子です。
この手ぐり解禁は、舞鶴港の秋の訪れを告げる日。
白い船(底引き網漁の漁船)を追いかけて、 漁連までやってきました。
今秋の初めての手ぐりは、すばらしい快晴!
お天気にも恵まれたせいか、水揚げは、昨年より少し多め。
次々に水揚げされる魚を ひとつひとつ大きさによって選別し、
氷を入れた発砲スチロールの箱に詰めます。
手作業なので、大変ですよね~。
でも、また秋本格的な漁はもうちょっと先のようです。
舞鶴港の秋のお魚の勢ぞろいが楽しみです。
さあ。。。どんなお魚が水揚げされているかな??
笹カレイ
丹後の秋を代表する魚笹ガレイ(若狭ガレイともいう。)
干物にしたら、上品な味わい・・絶品ですよね~
その他に、若狭湾はエテカレイなど、
カレイ類の宝庫なんですよ!
沖きす
ピチピチの沖きす!(にぎす、うるめなどとも呼ぶ)
舞鶴で秋一番に、食べた魚は何?と聞けば、
「沖ぎす」と答える人が多いのではないかしら?
素焼きにして、しょうゆとたらり。。。
庶民の味方 早く食べたいですね~
のどぐろ
大きなのどぐろは煮付けにすると、
ほどよく脂がのった身が煮汁とからんで おいしいですよね。。
あなご
艶々光るあなごって美しいですね~。
カリっと天ぷらにして食べたら おいしいそう。。。
あんこう
お鍋の季節には、まだちょこっと早いですが、
こんなに大きな風格のある姿見ると
「あんこう鍋」食べたくなります。
ほほ肉のから揚げもいいですね~。
もちろん あん肝ポン酢もいいですね~。
はたはた
旬にはちょっぴり早いけど ピチピチの
はたはたの姿も! さっと炊いたり、
一夜干しにして食べたいですね~
シログチ
ピチピチとキラキラ光る「シログチ」です 白身のお魚で、
お味噌汁にしてもおいしいですが、かまぼこにすると、
ぷりぷりっとした心地よい歯ごたえになることから
高級かまぼこの原料としても有名。
舞鶴の名産の上質なかまぼこの 主原魚となっています。
晩秋から冬にかけて、さらに漁獲量も増え、
どんどんとおいしくなっていくことでしょう。
手繰り(底引き漁)ものも定置網のものも 魚体を計測して、
水槽へすぐに移す魚もあります。
ピチピチのお魚に計測も悪戦苦闘。
きめ細かに管理された水槽で、ひと休み。
真剣に品定めをするお魚屋さん、料理屋さんたち・・
正午12:00 いよいよ セリが始まります!
初セリは、初日はご祝儀相場で、
やや高めになるのが一般的ですが、
全体的には 例年並。
それでも昨年は台風の影響で、漁獲が少なかったので、
「今年は 昨年よか 安かったで~・・」と
笑顔で競り落とした魚を見せてくれるおっちゃんもいましたよ。
手繰り(底引き漁)ものも定置網のものも
魚体を計測して、水槽へすぐに移す魚もあります。
ピチピチのお魚に計測も悪戦苦闘。
きめ細かに管理された水槽で、ひと休み。
こんな網で、これらのお魚たちを 獲っているんですね~
私たちにおいしいお魚を 集めてくださり、
感謝の気持ちで、いっぱいになりました。
ちなみに、11月上旬より、
この底引き網で、「松葉かに漁」が始まります。
取材した様子は、こちらをご覧ください。
▼京都 舞鶴港 松葉かに漁 解禁レポート 11月
https://blog.goo.ne.jp/kamapi-/e/748dc83e20c333340f43d02dfe83ba81
ちなみに、私は初日ご祝儀相場 の
次の日のセリのうるめ「沖ぎず」を早速いただきました。
(やっぱ初物の味は格別でした♪)
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