札幌市の中島公園内に「渡辺淳一文学館」がある。ここを初めて訪れたのは2011年だった(2011.11.3のブログ)。もう10年以上たっているから記憶もほとんどなかったが、今回改めてこの作家についての興味と関心を深めることができた。
この作家は札幌出身の医師だった人だが、「鈍感力」などの流行語を生み出した人であり、いわゆる恋愛小説や時代小説の著名な作品を数多く世に送り出した。また医療をテーマとした . . . 本文を読む
もう明後日のことになったが、私が長くかかわっていたフリースクール(札幌自由が丘学園)の卒業式があった。卒業とはいわないで「新しい旅立ち」と言ってきた。
新しくここを旅だった生徒たちは数名だったが、それぞれ自分たちのえらんだ高校の生徒になる。
ここに参列して、フリースクールスタート時のことをしみじみ思い出す。1993年11月3日がフリースクールのスタートだった。この時に、フリースクールに入ってきた . . . 本文を読む
2013年に結党されたというNHK党。何度も名称を変えて、この3月8日「政治家女子48党」という名前の党につながっているようだ。問題のガーシー(東谷義和)議員はこれに所属していたが、この15日、参議院は、同氏が昨年7月の初当選以来一度も出席していないことを理由として、除名を決議した。この決定について、批判的意見もあるようだが、私は当然だと思う。議院欠席に当然の理由がないのに有権者から選ばれ、議院で . . . 本文を読む
例えば、学生運動が事実上なくなった感がしてしかたがない。個別の大学ではそれらしい活動があるのかも知れないが、60年代から80年ころまでのように、全学連とか中核とか民青とか、こういう語がとびかうことはなくなったといっていいのではないか。
若者たちの怒りの声とか不満、あるいは抗議、反抗はなくなったと言っていいのか。私はこのような現象が日本のある種の今日的特性だというなら実に情けない感がする。というよ . . . 本文を読む
日本全体の自殺者数は減る傾向にあった。しかし22年でいえば、全体で21、584人で前年比577人増。女性が前年比27人減の7、041人。男性は前年比604人増の14,543人。
特に気になるのは、若い世代の死因トップが自殺だという。これはG7で日本だけの現象であるという。
そしてこの「青少年期の自殺など苦悩」の問題が言われるたびに、「教育の対策」として次のような趣旨が識者から提案される。
「若者 . . . 本文を読む
いうまでもなく、今行われているWBCに参加している日本チームを呼ぶ名称だ。野球の国際試合に参戦している日本チームを指す称号のようだ。ちなみに、サッカー女子チームは「なでしこジャパン」。
どちらもすごい旧い日本のある特殊な活躍をしていた層の男女にあてはめている。
サムライ(侍)は、義のため(必ずしも正義のためではない。主君のためでもあるし、お家(一家)のためでもいい。要するに自己の利益のためにでは . . . 本文を読む
今、野球の国際大会が開かれて、日本もいい線たたかっている。いつもプロ野球の放送などあまり見ないのだが、今回は妙にこれが気になっておそくまでテレビの前だ。「ワールドベースボールクラシック」についてメモしてみよう。
この世界野球大会が始まったのは2006年で、数年ごとに開催され、今回は第5回。アメリカの野球界が、世界で野球の試合を開催すれば、このスポーツの人気を高め、経済的にもプラスになるだろう、と . . . 本文を読む
繰り返しだが、値上げの一番の理由は化石燃料で稼働する火力発電の割合が、電源構成のほとんどを占めていることにある。
電気料金の値上げをさけるためには、化石燃料を使わない原発を使用すべきとの考えの下「高い電気料金か原発か」という選択を国民に強いている。国は再生可能エネルギーの開発・拡充に力を入れてこなかった。
原発ビジネスは、世界的に衰退の傾向がはっきりしているという。アメリカ、ヨーロッパ、トルコや . . . 本文を読む
電気代の値上げで多くの人が嘆きの声を出している。21年前に結婚したわが娘一家も「夜間電気を利用したら料金は安いですよ」と電気会社のPR言を信用してオール電化住宅にしたが、今「泣き」の言を吐き出した。
私が定期購読している唯一の雑誌「紙の爆弾」4月号にある青木泰という人の文「電気料金値上げの根本原因」を紹介しよう。
現在の日本の電源構成は、再生可能エネルギー(太陽、地熱、海水、風力など)20%、 . . . 本文を読む
1月末にたかだか3年ほどしか使用していないデスクトップパソコンが突然動かなくなり、それにつまっていたデーターを引き出すのに、専門店に行って散財したが、新しいデスクトップを買った。しかしバカみたいな話だが、実物をしっかり見ないでヨドバシの店員の話を、自分なりに理解して購入したが、これが、わが狭いパソコン室(?)で不都合を生じるということを実感。泣く泣くまた別のものを買うというバカみたいな行為をせざる . . . 本文を読む