明日は明日の風が吹く

明日の事を今日悩んだって何にも解決しない
まぁ何とかなるさ!

生きた学問

2020-10-11 14:52:42 | 歴史
さてさて、ニュースを見るとゲーム条例提訴の高校生、訴訟費用CF600万円超の勢いですって。

是非を問われるならば、条例が定められることも高校生が提訴することも是としよう。

日常をどこかから干渉されない権利自体は国民一人一人の当然の権利と言える。だがゲーム・ネット依存症などが社会問題になると手を打たないわけにはいかない。多くの人々が血を流して獲得した自由や権利も不断の努力で自分を律していこうとしなければ肥大化した権利意識からくる社会の歪の弊害に悩まされるようになり、民衆の歓迎のうちに権力の側に自由と諸権利を投げ出してしまうことになる。若き日の教育はその後の人格に大きく影響する。各家庭で自律的に教育できないなら規制が出てくることやむなしであろう。

かといって、今回訴訟を起こした高校生に「そんなことをする間があれば勉強せんかい!w」などと言うつもりもない。

訴訟を起こす、公判を維持するとなると有利な判決をもたらすために法律をよくよく勉強する必要がある。
ゲームの無害性を訴えるために医学、心理学の意見も学ぶことになる。
賛同者を得るためには主張を工夫する必要があり、言語の論理性が洗練される。

黙っていて茶の間からネット上で匿名の仮面をかぶって人を集団で闇討ちにする人々より、健全で実践的な学問をしていると思う。
たとえ受験で失敗しても、生きた学問をした経験のある人には這いあがる機会が多く訪れる。

田中角栄曰く
学歴は過去の栄光、学問は生涯の誉れ

東日本大震災の後の東大の大橋弘忠元教授様の発言を追えば
東大出てもバカはバカ
ですもんねw


コメント
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