かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

これから高齢者の強盗が増えるかもしれない

2018-11-13 16:03:37 | ブログ記事
というのが、年金は目減りするし、それでいて物価は実質的に値上がりしているから。

現に、今日の産経新聞朝刊を見ると、

71歳の足の悪い男性が強盗を働いた記事が出ている。

写真で犯人の顔を見ると、もっと年取っているように見えるが、
ひょっとしたら、生活の苦難が顔に出ているのかもしれない。

こういうニュースを見ると、長生きは決して喜ばしいことではないと思える。

私は今年70歳になったが、古希という古来まれなる年齢では決してない。

百歳でも珍しくないくらい長生きの時代に入っている。

70歳なんて、老人の中では、まだ鼻たれ小僧なのだろう。

百歳まで、まだ30年もある。

年金だけでは食べていけないとなると、強盗を思いつく高齢者が出ても不思議ではない。

そうならないように貯蓄に励みなさいと言われても、
もともとかつかつで暮らしていた人にそれを言うのは酷である。

ここらあたりのことは、もっと政府が真剣に考えてくれないと困る。

オリンピックとかに無駄な予算を組むなら、まず日本の老人問題に取り組むべきではないか。

それから無駄な延命措置をしないという、当たり前のことから始めなければならないだろう。

外国からの移民を受け入れるより前に、元気な働ける老人の活用をもっと考えるべきだ。

活用すれば、国も助かるし、老人も助かる。

老人介護も、若い人や外国の人を当てにするのではなく、
元気な老人が死にかけている老人の世話をするようにすればいいではないか。

もちろん、要所要所には、若い有能な人を配置しないといけないが、
老人でもできる仕事もいっぱいあると思うから、それを考えなければならない。

「健康であれば死ぬまで現役」というくらい、老人にも活躍の場を与えることが先決だと思う。

今回事件を起こした71歳の男性も、若い女性に切りつける元気があるのなら、
なにか社会に役立つ仕事もできたと思う。

*

★老人と若い人とを分けるより病人、健康人と分ける世

★強盗をするほど元気な老人を無職にしておく無駄をこそ知れ

★延命の無駄こそ早くなくすべし苦しき延命だれが望むや

★自然死が一番楽な死に方と知れば誰のための延命


降りるほうが苦手になった階段

2018-11-13 05:26:19 | ブログ記事
若いころから、たぶん心臓が悪かったせいで、
山登りとか階段を上がるのが苦手だった。

が、山登りも、上るのには時間がかかったが、降りるのは他の人と変わらない速度で降りられた。

が、最近は、登ることは以前のままであるが、下ることが苦手になりつつある。

殊に階段は。

上がるのは、息は苦しいが、まあ以前と変わりなく上がれる。

が、下るのはそうはいかなくなった。

降りるとき、右左右左と足を降ろしていけないのである。

右を降ろしたあと、左は右を降ろしたと同じ段に降ろすことしかできない。

そうステップを踏みながら降りるのだ。

しかも手すりに手をかけながら。

若いころのような降り方は、もはや怖くてできない。

膝と腰が弱ったということなのだろう。

だからエスカレーターは登りより下りのほうが有難い。

よくお年寄りが「階段は下りのほうが困難」と言っているのを聞いたことがあったが、

まさに今、私がそのお年寄りになったということだ。

嗚呼。