かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

今日は箕面の紅葉狩り

2018-11-25 17:08:11 | ブログ記事


今年は川西市の難聴者の「耳の会」に一度も参加していなかった。

それで、最近お誘いのあった箕面の紅葉狩りの行事に参加することにした。

「耳の会」の行事のときは、いつも要約筆記グループ「サマリー」のメンバーも同行してくれる。

今日もそうであった。

サマリーの皆さん、ありがとうございました。


で、箕面での交流会といっても、

箕面の滝まで歩くのは、高齢者の多い「耳の会」なので、なしで、

阪急箕面駅前にお迎えの来てくれる「みのお山荘」でのお食事会であった。

↓この地図の「風の杜」と書かれた場所が「みのお山荘」である。


箕面駅には午前10時集合であったが、「みのお山荘」には10時半ごろ到着した。

込み合うのを危惧してか、11時の昼食の予約をしてあるとのことで、
私は朝食にカレーうどんを食べていたからはたして食べられるかと心配したが、

心配は無用で、完食した。

おいしかった。

食後にはデザートまで出て、

これも、とてもおいしかった。

「みのお山荘」の前は展望台になっていて、食事のあと、皆で展望を楽しんだが、

視力のいい人が、「あべのハルカス」まで見えると言っていたが、
私には見ることができなかった。

真ん中に見える二つの高層ビルは千里中央らしい。

その後、箕面の西江寺に行くことになっていたが、

「みのお山荘」から直接30分歩いて西江寺に行く健脚の人のグループと
「みのお山荘」からバスでいったん箕面駅に戻って、そこから10分ほど歩いて行くグループに分かれた。

私は30分なら歩けると思ったが、もし歩けなくなって迷惑をかけるといけないので、
バスでいったん箕面駅に戻るグループに入った。

下の地図の「みのお山荘」と西江寺とに丸印をつけてあるから、ご参考に。


西江寺には健脚グループが先に到着していた。

さすが、箕面の紅葉、きれいだ。


西江寺の縁起が書かれてあったから写したが、見にくいですね。


こちらの説明板は何とか読めるでしょうか。


こちらは聖天宮の鳥居。西江寺と比べると閑散としている。


このあと、皆で喫茶店でお茶をすることにして行ったが、満員で入ることができなかった。

↓これが喫茶店です。一見して喫茶店なんて思いませんね。


あと、駅前の喫茶店も2、3軒まわったが、どこもいっぱいだったので、
お茶することは諦めて箕面駅前で解散。

私は、「耳の会」の人3人と一緒に四人で電車に乗ったが、
みな書きながらしゃべらないといけないので、なかなかスムーズに会話できない。

が、川西能勢口駅で別れる前に、急に話が弾んで、駅のホームで立ったまま話し込んだ。

もちろん書きながら・・・。

というわけで、お疲れの一日であった。

*

★箕面駅おりれば多くの人あるく箕面滝への滝道が見ゆ

★滝までを歩く滝道その滝の上には車で走るハイウェイ

★ハイウェイの道辺にみのお山荘はありて車で来ねばならぬよ

★山荘の南側には見晴らしのよろしき展望台が見せる大阪

★見張るかす大阪平野の向かうには金剛山の横たはる見ゆ

★遠くにはあべのハルカス見えるとふ声に見たれどわれには見えず

★わたくしもさうではあるが聞こえない人との会話は書かねばならぬ

★ボランティア書いてくれれば楽なれどわれわれだけになれば疲れる

★お別れをせむとせしころ弾みだす会話であれば駅のホームで

★お互ひに聞こえぬ不如意を言ひあひて別れがたかり難聴われら



大阪圏に住む者として万博誘致の成功は嬉しさよりも心配が先立つ

2018-11-25 02:52:55 | ブログ記事
私は、東京オリンピックの誘致に成功したときも、

嬉しいというより、心配のほうが先立った。

というのが、東北大震災から日が浅かったからである。

が、私の夫などは、オリンピックで景気がよくなれば、日本再生につながるというので、

「そうかいな」と渋々納得した。

が、いざオリンピックの準備が始まると、景気をよくするより、

特定の利権者たちの利権の食い合いのような様相を呈してきた。

私は、「ほら見たことか」と思った。

そのうえ、現在の日本で一番必要な東北地方の震災被害に対する対策が手薄になった。

人手不足が原因である。

そうすると、今度は安易に国外から労働者を受け入れようとしている。

これは本末転倒でないか。

必要でもないオリンピックを誘致しておきながら、

人手不足だから、外国から労働者を入れる。

それが、どれだけ危険なことかという想像力は働かないのだろうか。

前も書いたが、人は物ではない。

用が終わったからと言って、それぞれの国に帰ってもらうことが困難であることは
日の目を見るより明らかなことである。

働き盛りの人を受け入れたら、
働き盛りすなわち子育て盛りであるから、家族ごと受け入れることになる。

オリンピックが終わって、仕事のなくなった人たちが日本に居座ることは当然考えられる。

居座るというと語弊があるが、
結果的にはそういうことになるということを端的に言ったらそういう言い方になる。


万博は、オリンピックが終わってから、その準備が始まると思うが、
また人が足りないと外国の人を受け入れるのも心配であるが、

それよりも心配なことが、オリンピックでもそうであった利権問題である。

結局国全体が潤うというわけではなく、特定の人たちが潤うという図式になるのではないか。

と様々な杞憂はありながらも、

ただ、大阪の大阪湾の埋め立て地が有効活用できることだけはうれしく思う。

なにしろ、あの島々は宝の持ち腐れになっているから。

大阪は、あの埋め立てて造った島々の有効利用をしようとオリンピック開催に手を挙げたが、

誘致できなかった。

それで、島々は宝の持ち腐れのまま放置されているから、大阪の経済的損失は大きい。

が、今回、万博が誘致されて、有効利用して、その後も、埋め立て地の活用が続けば、
大阪にとっては願ったり叶ったりである。

が、ただ島々のその後の活用に、
アメリカのラスベガスのようなカジノを作る計画はいかがなものであろう。

もし、その計画が成功して島々がにぎわったとしても、
カジノは健康な娯楽といえるかどうか。

カジノはギャンブルである。

いくら華やかなショーがあって、キレイに着飾った金持ちの人々が集ったといっても、
決して健康的なものではないと思う。

カジノで思い出すのは、
現代日本の金持ちの一人である大王製紙の御曹司の熔かした106億円である。

彼は、頭脳明晰、経営能力も優れていたという。

そんな人でも、いったんはまり込むと破綻するまで抜けられないカジノという魔物。

そんな危険なものを日本に、大阪に作る必要はあるのか。

いくら金持ちが集まってにぎわうといっても、しょせんは賭博である。

そんなものに頼って大阪を再生することが正しい道なのかどうか。

万博誘致成功の心配とともに、こちらのほうをもっと心配する。

*

★人間の射幸の心を煽るのが賭博であれば井川意高

★賭博好き東西南北をりまして東京大阪ところかまはず

★万博を人寄せパンダにしてのちにカジノもくろむ目的もある

★賑はひは取り戻せても賭博にて大阪市民の心は壊る

★あるときは神にもなるがあるときは悪魔にもなる金の魔力よ

★金のもつ魔力まざまざ見せつけるカジノ賭博の賭場の引力

★金熔かす賭博の罠につかまりて強気男もつぶされにけり