暗い部屋でひとり
孤独に暮らす人がいる
生きる気力をなくした空虚な心で
外の世界から自分を隔絶してしまって
暗い部屋でひとり
孤独に果ててゆく人がいる
誰に救いを求めることもなく
誰に気づいてもらえることもなく
平和に見える この国の
豊かに見える この国の
本当の病状が露わになる
格差社会が今の世ならば
愛の配分にも
格差があるというのだろうか
支えあうのが人ならば
なぜ こんなにも
歯がゆい世の中になってしまったのか
富める権力者は
力なき者たちの悲惨を推し量れない
社会を動かせない歯車は
虚しく排除されるのを待つだけなのか
「普通の幸せ」
そんなものはただの虚飾
普通などという価値観が
人を生きにくくさせるのではないか
「自己責任」
なんと薄情で便利な思考か
窮屈でアンバランスなこの社会に
すべての人間が適応できるわけではない
愛の配分は満遍なく
孤独に生きる人の心にも
もっと優しい社会であってもいいだろう
力ある者が力ない者に手を差しのべる
そんな姿こそが 人間の誇りではなかったか
孤独に暮らす人がいる
生きる気力をなくした空虚な心で
外の世界から自分を隔絶してしまって
暗い部屋でひとり
孤独に果ててゆく人がいる
誰に救いを求めることもなく
誰に気づいてもらえることもなく
平和に見える この国の
豊かに見える この国の
本当の病状が露わになる
格差社会が今の世ならば
愛の配分にも
格差があるというのだろうか
支えあうのが人ならば
なぜ こんなにも
歯がゆい世の中になってしまったのか
富める権力者は
力なき者たちの悲惨を推し量れない
社会を動かせない歯車は
虚しく排除されるのを待つだけなのか
「普通の幸せ」
そんなものはただの虚飾
普通などという価値観が
人を生きにくくさせるのではないか
「自己責任」
なんと薄情で便利な思考か
窮屈でアンバランスなこの社会に
すべての人間が適応できるわけではない
愛の配分は満遍なく
孤独に生きる人の心にも
もっと優しい社会であってもいいだろう
力ある者が力ない者に手を差しのべる
そんな姿こそが 人間の誇りではなかったか