奏~かなでうた~詩

自作詩を書いています。自分の心と向き合いながら。

命と平和について

2011-08-07 | 心詩~こころうた・世
蝉の声を聞きながら
遠い日の この国の惨事に
思いを馳せる

人と人が 命を奪い合っていた
そして 罪もない民たちが
たくさんの血を流し 死んでいった

ぐうの音も出ないほどに痛めつけられ
この国は 戦争を放棄した
同じ過ちは繰り返さぬと誓った

でも 今も自衛という名のもとに
この国は 武器を手放すことができない

それは この地球(ほし)から
戦争がなくならないから

人間は 他人の惨状からは
何も学べない生き物なのか

どれだけの町が瓦礫に変わり
どれだけの人々が血の涙を流せば
人間は自分の愚かさに気付くのだろう

命の尊さを第一に考えるなら
国境や思想の隔たりなど
心を遮る障壁にはならないものを