毎年 一人にひとつずつ
嘘だと思いたい出来事が
消えてなくなる日だったらいいのに
傷つけられた記憶も
失った多くのものも
「全部 嘘だったんだ」と
目が覚めたら
何も傷ついていない
何も失ってはいない
まっさらな自分がそこにいて
流した涙も
傷んだ胸も
諦めも 屈辱も
疲れ果てた心も体も
「全部 夢だったのか」と
傷つくたびに
失うたびに
すべてを「嘘」に変えてくれる
そんな優しい日だったらいいのに
嘘だと思いたい出来事が
消えてなくなる日だったらいいのに
傷つけられた記憶も
失った多くのものも
「全部 嘘だったんだ」と
目が覚めたら
何も傷ついていない
何も失ってはいない
まっさらな自分がそこにいて
流した涙も
傷んだ胸も
諦めも 屈辱も
疲れ果てた心も体も
「全部 夢だったのか」と
傷つくたびに
失うたびに
すべてを「嘘」に変えてくれる
そんな優しい日だったらいいのに