自分のスタイルは捨てなくてよかったんだぁ！

最近、独身の頃に着ていたジャケットとかブラウス、ちょっときちんとした洋服を引っ張り出してきて着るようになりました。
元々、そういうきちんと目な格好が結構好きだったんですね。

嫁いだ先は元々農家。周りも畑が多く、まあ言ったら田舎です。
そんなところで、きちんとした洋服を着て出かけるところもなくなるなぁ。
結婚するときにちょっとそんな寂しい気もあったことを思い出します。


周りにたっくさんいる親戚の方たちもみんなブレザーなんて着ている人はいないし、
とにかくあんまり目立ったことはしないように…
あんまり人と違った格好をしていると、周りの親戚から何か言われるんじゃないか…
あんまりきれいな格好をしているとお姑さんが心配するんじゃないか…
ずっと周りの目を気にしてちっちゃくちっちゃくなっていたような気がします 。


けど、やっぱり着たい服は着たいし、私の好きなスタイルは変える必要はないんじゃないかなって思うようになりました。
独身の頃に着ていた洋服もかなり眠ったままでもったいないし。


「郷に入れば郷に従わんと」
結婚してすぐに人に言われた言葉に完全に呪縛されていました。
自分のスタイル、正しいと思うものの考え方、それを変える必要はないんですよね　。


結婚して八年。
こんなに長い時間がかかってしまいましたが、
今、やっと本来の自分らしくはつらつと過ごせているような気がします　。
振り返ると、これ　立派な適応障害ですね～。
この一転した環境に適応するのに八年かかってるわけですから…。


結婚二～三年の頃に一度お会いしたことのある方と先日久々にお会いしました。
「あの頃と顔の明るさが全然違う。今のほうがパーッと明るくなったわ。」
と言われ、気づきました　。


今　やっと自分らしく、何に遠慮することもなく、自然に生きられるようになったような気がします。心が開放されたかな　。