しばらくご無沙汰してしまいました


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「最近、ブログが更新されていないけどどうしたの?」
ってメールを下さった方もいました

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ご心配いただいた方々、すみません

ありがとうございます
長年入院中の母方の祖母の具合がどんどん悪化しています

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で、母が祖母に会いに金沢から出てきました

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十日ほどこちらに滞在していました。
祖母の状態は…
痛みが強いようで、目が覚めると痛い痛いと大きな声で叫ぶので、
痛みを感じないように、意識をもうろうとさせる注射を打って、一日寝ています。
毎日顔を見に行くのですが

、
母が行っても、わかっているのかいないのか…
そんな祖母の顔を毎日見に行くのも母には苦痛なようで。
「病院に行っても何をしてあげられるわけでもなく何しに行ってるんやろうとか、もっと元気なときにして上げられることがあったんじゃないかとか、自分を責めてしまう。」
と母が言いました。
母は今まで、できる範囲で精一杯のことを祖母にしてきたと私は思っていたので
私:「おばあちゃんが元気なときも精一杯のことしたと思うでしょ?」
母:「まあ、自分にできる限りのことはしたつもりだけど。」
私:「だったらそれでいいんじゃない。おばあちゃんがずっと眠ってる状態になってから病院に行ってるのはみんな自己満足なんだから。自己満足でおばあちゃんの様子が変わってないかどうか見に行ってるっていうのでいいんじゃない。」
母:「なるほど。そういう考え方もあるんやね。」
そんな会話をしました。
いつどうなるかわからない…
そんな思いで喪服も持って、こちらにやってきた母。
こちらでも母は叔父たちと祖母のお葬式をどんな風にしたらいいかの話をし、
きっと心は重たかったと思います

。
今回、祖母の昔の話とか、たっくさん母から聞きました

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若い頃、自分を犠牲にしていろんな人のためだけに必死に一生懸命生きてきた祖母の話。
ちょっと前、祖母がまだ話せる状態だったとき
私がお見舞いに行くたびに
「○○ちゃん(私の名前)、いつも悪いなぁ。病人一人(義母のこと)抱えて大変なのによぉ。おおきに。」
と言ってくれるのがちょっと不思議だったんです

。
年をとってからわがままや無理を言う祖母しか見ていなかったので、
祖母自身しんどくてフウフウ言ってるのに
私の義母の状態を気にして聞いてくれたり、
私にねぎらいと感謝の言葉をかけてくれるのが…
私の祖母のイメージとは一致しなかったんです。
母の話を聞くと祖母は若い頃、寝たきりのおじいちゃんを亡くなるまでずっと自宅でお世話したそうなんです。
いろんな人のお世話をしてきた祖母だからかけてもらえたねぎらいと感謝の言葉だったんですね。
祖母の状態は悪いながらも急変することはなく、母は昨日帰っていきました

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