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端午の節句 5月5日 五節句 男の子の成長を願う日で、鯉のぼりを上げて、武者人形などを飾り、柏餅や粽(ちまき)をいただき、菖蒲(しょうぶ)湯につかります。 もともとは女性の風習

2022-05-05 09:53:08 | 日記

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端午の節句 5月5日 五節句

男の子の成長を願う日で、鯉のぼりを上げて、武者人形などを飾り、柏餅や粽(ちまき)をいただき、菖蒲(しょうぶ)湯につかります。

「端午」は、月の初めの午(うま)の日という意味で、本来は五月の午の日だけを指すことばではありませんでした。

旧暦で五月は午の月で、「午」と「五」は同じ「ご」という音であるところから、旧暦五月五日を端午として祝うようになりました。

 

もともとは女性の風習

古代中国では、この日に薬草の菖蒲を摘んで、軒下に飾ったり、菖蒲湯に入ったり、菖蒲酒を飲んだりして、邪気をはらう風習「端午節(たんごせつ)」が行われていました。

一方、日本では古くから旧暦五月は田植えが始まるころで、田植えをする早乙女(さおとめ)たちは家にこもって菖蒲や蓬(よもぎ)で身を清め、休養をとって、田の神を迎え祭るという行事をしていました。

この二つの風習が合わさって今の端午の節句になったようです。

もともとは日本では女性の風習でした。

 

男の子の風習に

鎌倉時代に入り、武家社会の発展にともなって、「菖蒲」が「尚武(しょうぶ)(武勇を重んじること)」と音が通じることから、武家の男子の成長を祝う行事になりました。

江戸時代には、五節句の一つとして幕府の式日と定め、重んじられました。

江戸中期から、町人も武家をまねて祝うようになりました。

 

鯉のぼり

「鯉が天に昇って龍になる」と言う中国の言い伝えから、子供の成長と出世を願い、飾られるようになりました。

吹き流しは青、赤、黄、白、黒の五色で邪気を祓う力があると考えられていました。

 

菖蒲

菖蒲というと、美しい花を咲かせる花菖蒲(アヤメ科)を思い浮かべますが、節句につかう菖蒲はサトイモ科。

華やかさはありませんが、強い香りがり、それが邪気をはらうと言われています。

 

ちまき

歴史が古く中国から伝わりました。

亡くなった優れた政治家を供養するためのものだったようです。

日本では、もとは茅(ちがや)の葉で巻いていたため、〝ちがやまき〟が〝ちまき〟になったようです。

 

柏餅

端午の節句に柏餅を食べるのは江戸時代からだとか。

柏の葉は、秋に枯れても新芽がでるまで古い葉が落ちないことから「家系が途切れない」縁起物とされています。

 

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