昌栄薬品
運動不足やストレスによる血行不良・メンタルへの影響・・・
漢方の力を活用しませんか?
ステイホームの長期化がありました。
それに伴って以下のココロとカラダへの悪影響が挙げられます。
①外出しないことによる運動不足、テレワークなど長時間同じ姿勢の維持
②コロナへの不安(仕事、収入、感染リスクなど)、慣れない在宅時のストレス
漢方的には、
①により気の巡りが悪化し(血が滞っている状態:漢方では瘀血という)、
②により気の巡りが悪化する(ストレス緊張状態:漢方では気滞という)とされています。
そして、血の巡りが気の巡りを悪化させ、気の巡りがさらに血の巡りを悪化させるという悪循環に陥ります。こうした悪循環によって、肩・腰などに痛みやこりといった異常が生じ、ストレスが長期化している場合は(疲弊期)、長期にわたるストレス状態に適応し続ける事が出来ず抵抗力を失ってしまうのです。
そして、体に慢性的な問題が起こりやすくなるほか、メンタル疾患が発症し、じわじわと進行してしまいます。
こうした状況の中、病気にならないように事前対策をすること、なるべく軽症のうちに対処することが大切です。
こうした未病対策については漢方の知恵の活用がおすすめで、血を巡らせる働きのある生薬や、気を巡らせる働きのある生薬を組み合わせた処方などを用います。
血流改善対策はしておいて損はありません
循環器系などの基礎疾患がある方は、感染症などの病気になった際に重症化してしまうリスクも高まります。
例えば動脈硬化などがある方は、血栓などができやすい体質というわけです。そこで、日頃より血流悪化への対策や生活習慣病対策を行っておいて損はありません。
漢方の知恵を 少し ご紹介します
血を巡らせる生薬
漢方では活血化瘀剤という分類の生薬(薬物)を活用します。
これは静脈うっ血の改善・抗凝血・血腫の吸収などの作用により、血流の停滞を改善する薬物になります。
代表生薬:丹参、紅花、川芎(せんきゅう)、桃仁、牛膝など
気を巡らせる生薬
漢方では理気剤という分類の生薬(薬物)を活用します。
これは自律神経の緊張や亢進を抑え、血管や消化管などの平滑筋の緊張や、けいれんなど、気の機能停滞を改善する薬物になります。
代表生薬:木香、香附子、陳皮、大腹皮、縮砂など。
薬学博士 渡辺武著わかりやすい漢方薬
1.土と水と空気から生まれた
p12 薬学博士 渡邊武著わかりやすい漢方薬より 『立てば芍藥座れば牡丹』
2019-02-02 09:14:39 | 日記
座れば牡丹とは座ってばかりしている人には牡丹の入った漢方薬を飲ませなさいということ。
腹が立つ人には芍薬を。
クラシエ薬品 冠心逐瘀丹 かんしんちくおたん
効能
中年以降又は高血圧の傾向のあるものの次の諸症:
頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸
丹参、芍薬、川芎(せんきゅう)、紅花、木香、香附子
血流改善
血液の流れが滞ると
動悸、頭重、肩こり、頭痛、めまい
などが自覚症状として表れます。
高血圧、心疾患、肝臓疾患、糖尿病
血液の老化が原因で起こる生活習慣病について、当店にてご相談承ります。