おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 刺瘧篇 第三十六
(第三節)の続き
足厥陰之瘧、令人腰痛、少腹滿、小便不利。如癃状非癃也。數(1)便意。恐懼氣不足、腹中悒悒。刺足厥陰。
語句の意味 1-2
足厥陰=足厥陰
少腹・小腹=小腹・少腹
少腹満=腹証の1つで、下腹部が膨満しているもの。新・東洋医学辞書13
小腹満=少腹満。臍以下の脹満をいう。小腹満して、按じると痛み、手足の厥冷するものは、冷えが膀胱に結したものであり、真武湯、あるいは関元に灸するとよい。この他、癃閉・淋・傷寒蓄血症などにも小腹満があらわれる。
<傷寒論厥陰病>第十五条 15 三四〇
「病者手足厥冷、言我不結胸、小腹滿、按之痛者、此冷結在膀胱關元也。」
誦 「病者手足厥冷し、我れ結胸せず小腹満すと言う、之れを按じて痛む者は此れ冷結んで膀胱関元に在る也。」附子湯、真武湯、四逆湯等から撰用する・・。
小便不利=小便の量が減少して排出困難となる病証。新・東洋医学辞書13
小便不利=しょうべんふり。証名。
小便の量が減少して、排出困難のものを総称する。多くは気が津液を化せず、水湿が運化されず、あるいは湿熱の阻滞等によりおこる。発熱・大汗・吐瀉・失血により津液虚耗となり小便不利するものは、治は養血生津・滋陰の法によく、滲利すべきではない。
肺気が宣通されず、脾腎陽虚し、三焦が決瀆作用を失って水湿が運ばれずに小便不利するものは、肺気を宣通し、健脾温腎し、三焦を疏通するによい。
膀胱の熱結・肺熱気壅・肝気鬱滞あるいは敗精瘀腐の阻塞により膀胱に尿がたまり小便不利するものは、病状をよくみて、清肺・理気・泄熱・化瘀・滲利・補益などの法を選用すべきである。⇒癃閉(りゅうへい)、水腫(すいしゅ)、転胞(てんぽう)、淋濁(りんだく)。<金匱痓濕暍病>参照。
癃・癃閉
漢方用語大辞典、新・東洋医学辞書13
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