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六節藏象論篇 第九 第八節 語句の意味 2-3

2010-12-28 09:40:33 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

 

黄帝内経素問 六節藏象論篇 第九 第八節 語句の意味 2-3

帝曰。藏象何如。

岐伯曰。心者生之本、神之處也。其華在面。其充在血脈。爲陽中之太陽。通於夏氣。

肺者氣之本、魄之處也。其華在毛。其充在皮。爲陽中之少陰、通於秋氣。

腎者主蟄。封藏之本、精之處也。其華在髪。其充在骨。爲陰中之太陰、通於冬氣。

肝者罷極之本、魂之居也。其華在爪。其充在筋。以生血氣。其味酸。其色蒼。此爲陰中之少陽、通於春氣。

脾胃大腸小腸三焦膀胱者、倉廩本、營之居也。名曰器。能化糟粕、轉味而入出者也。其華在唇四白、其充在肌。其味甘、其色黄。此至陰之類也。通於土氣。

凡十一藏取決於膽也。

 

語句の意味 2-3

 

腎=膀胱と表裏の関係にある。主な機能は、精を蔵することであり、先天の本となる。

 

蟄=ちつ。かくれる。冬、虫が土や穴などの中に隠れて、活動をやめている。こもる。ひそみ(潜み)かくれて、外へ出ない。

 

腎は蟄を主る=腎は蟄とかかわっている。

 

封蔵=ほうぞう・封固蔵閉の意味。《素問五常政大論》「流衍(りゅうえん)の紀、是れを封蔵と謂う。」。ふうぞう。

 

流衍=水歳の太過のことで、流水があふれること。

腎、其華在髪=じん、そのかははつにある・華とは内部の充実が外にあらわれること。頭髪の栄養は血から来ているが(「髪は血の余りと為す)、頭髪の生理機構は、腎気に根ざしている。体内の腎気の外へのあらわれは毛髮上に顕著で青壮年で腎気が充実している人は頭髪も密で光沢があり、老年で体が弱く、腎気が虚弱の人は、毛髮もかさかさして抜け易い。

 

骨・参考

腎合骨=じんはほねにがっす・腎は精を蔵し、精は髄を化生し、髄は骨を充たし、骨格の発育・成長・栄枯は腎の精気の盛衰と密接な関係がある。この他、歯と骨の栄養の源は同じで、腎臓の精気の化生したものである。ゆえに「歯は骨の余と為す」といわれる。

 

腎主骨=じんはほねをつかさどる。→腎合骨。《素問宣明五気篇第二十三》

 

陰中の太陰=素問金匱真言論第四第三節・合夜より鶏鳴に至るは天の陰、陰中の陰なり。

 

冬気=陰中の陰、太陰。

 

罷極之本=ひきょくのもと・肝と疲労に耐える能力の関係をいっている。罷は疲に通じる。肝は筋の活動を主管していて、人体の疲労に耐える能力を支配している。また肝の気血の盛衰は、運動機能の根本に関係が深い。

 

魂=こん・人の精神の働きの一種。魂と肝血とは関係がある。肝が血を蔵さなかったり、肝血の不足によって、魂は心に随わず動き、夢遊、うわごとなどの病証をあらわす。

 

肝蔵魂=かんはこんをぞうす・魂は精神活動に属し、肝気の疏泄作用が順当に行われ、情志が正常であれば魂は蔵される。

 

居=住む。住まい。とどまる。たくわえる。

 

肝、其華在爪=かん、そのかはつめにあり・華とは外に花開くという意味があり、爪は指((あし・くるぶしから下)の甲をさす。「爪は筋の余と為す」とは、筋は肝臓の精気のよって生ずるので、爪の栄養の源は筋と同じである。

 

筋=きん・腱のこと。骨節に附着している部分を筋とよび、腱の外をつつむものを筋膜とよぶ、筋の性質は硬くて弾力性があり、強く、骨筋や肌肉などの運動器官に付いて固定と保護の役割をする。肝の精気の盛衰と筋力の強弱とは密接な関係がある。

 

肝主筋=かんはきんをつかさどる・筋は肝によって栄養され、また、筋は骨、関節に附し、その弛張収縮によって全身の肌肉関節を自在にあやつる。故に、「肝は運動を主る」と言われている。

 

血気=血の働き、作用。

 

生=生命を保たせる。生きるようにする。活用させる。

 

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