豊田市の矢並湿地で野草の観察会が行われていたので、
昨日行ってきました。
現地には車を止めるところが無いので、鞍ヶ池公園の駐車場から
シャトルバスが出ていました。
ここの矢並湿地では伊勢湾の周辺にしか咲かないと言われている
貴重な植物が見られます。
写真のピンク色したミカワシオガマや地上の星のように見える
シラタマホシクサが学校の運動場ほどの湿地に点在して咲いていました。
かなり広い範囲に湿地が広がっています。
春にはハルリンドウやカキランも咲くみたいです。
ひらひらと茶色い蝶々が翔んできて、湿地の植物の説明をする
ボランティアさんの服に止まりました---(^^)
よく見ると蝶々の翅がかなり傷んでいます。
蝶々君も過酷な生存競争に身を削ってきたんだね(´・ω・)カワイソス
蛇登らず(ヘビノボラズ)の赤い実が生っていました。
春に黄色い花を咲かせるこの木の枝の葉のつけ根には葉の変形した
刺があり蛇も登れない為、この名前がついたそうです---(^^)
吊花(ツリバナ)の赤い実も生っていました。
ニシキギやマユミと同じ仲間で、中身が飛び出したような
面白い形をしています。
こんなところに、シロシタホタルガがいました。
蛾の仲間にしては赤い顔した、紳士なお姿をしていますね(^^♪
矢並湿地からマイクロバスで鞍ヶ池公園に戻り、公園内をしばらく
歩いていたら、ふといい香りが漂ってきました---(^^)
「あっ、この懐かしい香りは金木犀(キンモクセイ)だ!」
と思いすぐに辺りを見回したら、やっぱりこの時期に咲く
キンモクセイのオレンジ色の花が咲いていました(#^.^#)