先日、「源氏物語」の京都を歩く…という本を読んでいるという日記を
書きましたが…
この手の本、やっぱり何を読んでもイイ♪(*^o^*)
いろんなヒトの源氏本を読むと、ああ、こういう解釈もあったのか~と
多角的に楽しめます。
そういう意味では、源氏物語くらい長い話になると、
読めば読むほど面白い…ってわけで。
私は原文で読破しているわけではないのでえらそうなこと言えませんが~(^^;)
そもそも原文持っていなくて訳本だけだし、
それすら「須磨返り」を何度した事か…
(注:「須磨」の巻まで読んで挫折し、それを繰り返すことを
光源氏が須磨から都に復帰することにかけてこういうのです…^^)
そして、今回はつい先頃、藤原氏系の本を読んで
貴族政治の栄枯盛衰?を見てしまっただけに、やや複雑な心境。
紫式部は道長の娘彰子に仕えていたわけだから、源氏物語は
ほぼ藤原の貴族社会の日常がモデル…
というか、源氏物語は当時リアルタイム的な話だったはずだから、
(現代のトレンディードラマ…ちょっと古い?この表現…的な…)
まさに当時の生活に源氏がいた…ってな設定なのだと思う。
そしたらまさに、他を蹴落としてでも権力に執着した
藤原氏な感じですよね、源氏は政治的な話よりも恋愛ドラマ重視なので
そのあたりは書かれていないだけで…
六条院を作ったり、玉鬘を娘として引き取ったり、このあたりは
一族の繁栄と、それをもとに皇室と関わっていこうとしたんだろうな、
今回改めて納得できました。
女三宮を四十近くになった源氏が正妻にするあたりなんかも、
いろんな政治的な思惑があったんだろうと…。
今までは兄の朱雀院の頼みだから仕方なく受けた、的に受け流していましたが、
やっぱり源氏は野心家です。
それにしてもやっぱり「源氏物語」はスゴイ作品と思います。
内容濃すぎます。
私は「源氏物語多作者説」に賛成派ですが、
それにしても一貫してつじつまを合わせて、
これだけのものにまとまっているのはスゴイ!!
と、改めて思ったところで、明後日…おっともう日付が変わっているので
明日は京都にいる予定です(^^)
愛読書の「あさきゆめみし パーフェクトブック」にも写真付きで
「あさきゆめみし」のゆかりの地を訪ねる…コーナーがあるので、
今夜はそれを眺めています。
そうそう、「源氏物語」の京都を歩く…で誤植を発見…
「源氏が夕霧をなにがしの院連れ出す…」って書いてあるのは
夕霧→夕顔の誤り。
誤植はよくあることなので、気にはしませんが、
源氏が実の息子の夕霧を「なにがしの院」に連れ込んでどうするよ~!?…と
ツボにはまったので記しておきます(^^;)
書きましたが…
この手の本、やっぱり何を読んでもイイ♪(*^o^*)
いろんなヒトの源氏本を読むと、ああ、こういう解釈もあったのか~と
多角的に楽しめます。
そういう意味では、源氏物語くらい長い話になると、
読めば読むほど面白い…ってわけで。
私は原文で読破しているわけではないのでえらそうなこと言えませんが~(^^;)
そもそも原文持っていなくて訳本だけだし、
それすら「須磨返り」を何度した事か…
(注:「須磨」の巻まで読んで挫折し、それを繰り返すことを
光源氏が須磨から都に復帰することにかけてこういうのです…^^)
そして、今回はつい先頃、藤原氏系の本を読んで
貴族政治の栄枯盛衰?を見てしまっただけに、やや複雑な心境。
紫式部は道長の娘彰子に仕えていたわけだから、源氏物語は
ほぼ藤原の貴族社会の日常がモデル…
というか、源氏物語は当時リアルタイム的な話だったはずだから、
(現代のトレンディードラマ…ちょっと古い?この表現…的な…)
まさに当時の生活に源氏がいた…ってな設定なのだと思う。
そしたらまさに、他を蹴落としてでも権力に執着した
藤原氏な感じですよね、源氏は政治的な話よりも恋愛ドラマ重視なので
そのあたりは書かれていないだけで…
六条院を作ったり、玉鬘を娘として引き取ったり、このあたりは
一族の繁栄と、それをもとに皇室と関わっていこうとしたんだろうな、
今回改めて納得できました。
女三宮を四十近くになった源氏が正妻にするあたりなんかも、
いろんな政治的な思惑があったんだろうと…。
今までは兄の朱雀院の頼みだから仕方なく受けた、的に受け流していましたが、
やっぱり源氏は野心家です。
それにしてもやっぱり「源氏物語」はスゴイ作品と思います。
内容濃すぎます。
私は「源氏物語多作者説」に賛成派ですが、
それにしても一貫してつじつまを合わせて、
これだけのものにまとまっているのはスゴイ!!
と、改めて思ったところで、明後日…おっともう日付が変わっているので
明日は京都にいる予定です(^^)
愛読書の「あさきゆめみし パーフェクトブック」にも写真付きで
「あさきゆめみし」のゆかりの地を訪ねる…コーナーがあるので、
今夜はそれを眺めています。
そうそう、「源氏物語」の京都を歩く…で誤植を発見…
「源氏が夕霧をなにがしの院連れ出す…」って書いてあるのは
夕霧→夕顔の誤り。
誤植はよくあることなので、気にはしませんが、
源氏が実の息子の夕霧を「なにがしの院」に連れ込んでどうするよ~!?…と
ツボにはまったので記しておきます(^^;)