うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

兄弟愛…?

2016-01-30 23:28:42 | 読書


勝浦の話題は置いておいて…。

楽しみにしていた「天智と天武」9巻、発売日に買って読みました(*^-^*)

K君が実家に行っていて2日間いないから、淋しさを本で紛らわせてるのだ(^^;)

久々に昔の血が蘇ってしまい、感想書いちゃいました↓(ネタバレです)

連載誌は読んでいなくて、コミック派なので、発売前からAmazonの内容を読んで気にしてはいたが…(*≧Δ≦)

ん?

こんな話だったか?

中大兄皇子(天智)には悪役を貫き通して欲しかった…けど、鎌足が死んでから、弱くなっちゃったのかな。

愛情に飢えていた人だったから、大海人皇子の告白で崩壊してしまったのか…。

やっぱり不器用な人だったな…(´・_・`)

それにしても、大海人、中大兄皇子を入鹿の敵にして憎んでなかったか?
いつの間にこういう話になったのか…。

そもそも入鹿は中大兄皇子を?

これは私の読み方がまだまだ甘いから?

もう一度始めから読み返すべき!?

とにかく愛憎と裏表ありすぎる心理がスゴすぎる…。

そして大海人皇子(というか入鹿)は中大兄皇子の血筋にモテモテなのもなんかね…(´`:)

でも私は大友皇子も好きよ。いい息子に育ってくれたね~(^^)

それにしても天智天皇は実際、山科で行方不明になって、死体も見つかってなかったっていうから、やっぱり歴史好きには色々妄想させてしまうよね。

今回私的にぐっときたのは、大海人が天智に迫る場面ではなくて(笑)、天智を額田王が送り出す場面かな。
額田王は昔から中大兄皇子の入鹿や母(斉明天皇)に対する思いを知っていて、一番の理解者だったよね。
(大海人とも通じているからまさにキーパーソンだな)

そして、天智天皇死後の壬申の乱に至るまでの数話も好きだわ~。

大友皇子、大海人皇子、そしてそれぞれの妻が覚悟を決めるのがね。

いろんな意味でこの1冊はまた衝撃的で、読んだ後しばらく放心してしまったわ(;^_^A
コメント
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