この本、E姉さまにいただきました。
写経なら大覚寺でしたことありましたが…。
京都にはK君と手を合わせた仏様もたくさんあるので、K君と訪れたお寺の仏様からなぞることにしました。
お寺の解説など内容も充実していて確かにすてきな本です。
K君のことを考えないときはないけど、今日は最期の方でK君が一生懸命水分をとろうとしている姿を思い出して悲しくなりました。
わたしが飲ませてあげようとしても、自分でやるって渡してくれなくて、でも目も見えていなかったのかなかなか飲めなかったんだよね…。
この前先輩に「K君がなかなか夢にも出てきてくれない」って言ったら先輩がこう言ってくれました。
「あっちでもいろいろ忙しいのよ。修業があるから」
K君が会いに来てくれないって、供養出来てないからかなとか不安で仕方なかったけど、その言葉がすごく救いになって、K君も今は向こうで頑張っているんだ、忙しいなら仕方ないよね、と思えるようになりました。
K君に会いたいのは事実だけど、今はふたりでそれぞれ頑張っているんだと。
K君が亡くなってからは、K君と夢で会いたいと思うほど、両親や弟やすでに亡い父方母方の祖母が夢によく出てきます。
懐かしい祖母の家も出てくる。
今、わたしを支えてくれる人が応援してくれているのかもと思います。
いつか、祖母たちのように、K君も夢に出て来てくれるかな。
今はK君との生活の中ではなかなか両立できなかった古い友人たちがいろんなことに誘ってくれて、ありがたいことに忙しくて、油断するとK君と過ごした6年が幻だったみたいな気がしてしまってこわいけど
それでも毎日K君のことを考え、考えるとやっぱり涙が出てしまいます。