か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

クルーザー、まだまだ暑くて気違いが出る   14

2017年08月27日 | あそび

8/26(土) 19:28配信 引用開始 朝日新聞

 単独無寄港でヨットによる世界一周を果たした立尾征男(たておいくお)さん(76)=静岡市駿河区=が26日、長年、母港にしてきた堺市の堺出島漁港に戻って来た。約5万5千キロ、394日間に及ぶ航海は波乱の連続で、南インド洋で食料が尽きかけ「コンビニでパンを買う夢ばかり見た」と話した。


午前10時過ぎ、真っ黒に日焼けした立尾さんは、全長約9メートルのヨット「EOLIA号」で入港し、約30人のヨット仲間らに迎えられた。偉業は2001年に続き2度目だが、「一言で言うと疲れました」と第一声。

立尾さんは昨年7月5日に小笠原諸島の父島を出航、今月2日に帰港した。当初は向かい風の多い難コースの西回りを目指した。しかし、南下途中のソロモン諸島でサメが船尾にぶつかり、自動操舵(そうだ)装置の部品が海中に沈んだ。「そこで普通なら中止するが、なんとかあり合わせの部品で修理し、東回りに変えて航海を続けた」と話した。

最も苦労したのは、南アフリカ沖から豪州へ向けての約2カ月に及ぶ南インド洋。「2、3時間続く嵐が断続的に来た」と言う。マストを支えるワイヤが切れ、食料が1カ月分足らないことがわかった。疑似餌でマグロを25匹釣って食べた。「大きさは80センチ級。1匹で5日はもった」と話した。

                                     引用ここまで

日本はやっと今頃、世界一周の許可が下りるようになった。海洋国家でありながら、妙に様々に行政はおせっかいだ。本当は人の心配をしているふりをして、事故のときに自分に責任が来るのではないかと心配している。役人どもを動かす原理はこの一点だ。「責任が来たらどうするか。」

それが無能だから肝心の判断ができずに、おびえて書類ばかり書かせる。因縁をつけて時間ひきのばしてあきらめるのを待つ。僕は断言できる。役人だったからだ。

国民、県民のことはみじんも考えていない。例外は自分の昇進にかかわるときのみだ。

県職員の住宅は車庫証明がいらない。身内にはなあなあで庶民にはとにかくすべてをまず禁止する。

30年ぐらい前ロンドンのチチェスター卿が世界最高齢単独無寄港世界一周に挑んだ。このときの書類は一枚だった。

出航届。

出航地と帰港地を記入する。チチェスター卿は、表情一つ変えず、出航地にLondon、帰港地にLondonと書き Sir Chichesterという自分の名前の他には何も書かなかった。港湾局の係はウインクで返した。

大人の国だ。

 


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