日帝(日本)植民地時代、志願兵だったおじいさんは当時の歌を歌って懐かしがった。
日帝時代に生まれた人たちの多くは自分の祖国は日本であるということに疑念を持つ人はいない。 1930年代、後半になればなるほど、朝鮮人たちは、日本は自身の祖国であると思う傾向が急速に高まった。(転載記事)
日帝時代、朝鮮の人にとって日本は「祖国」だったのか。
われらの祖先は、日本帝国を自らの祖国であると考えていた可能性が高いようだ。このことを理解する鍵は遠くにあるのではない。中国における朝鮮族を見れば理解しやすいだろう。
たとえば、現在の中国に住む朝鮮族は自身の祖国をどこだと思っているか。聞いてみるがいい。
ほとんど100人中の99人が、自分の祖国は中華人民共和国であり民俗は朝鮮族だと答える。
中国は韓国と異なり多民族国家であるため民族的実体性と国家的政治体制とは区別される。中国の朝鮮族は、いつから自分の祖国を中国であると考え始めたのか。
朝鮮族の老人達に聞いてみると、時折自分の祖国は北朝鮮あるいは韓国だと答える人がいる。中華人民共和国が建国された1948年直後に(すでに)中国に住んでいたすべての朝鮮族が自分の祖国を中国と考るわけではない。
ところが、時が経つにつれ、自分の祖国は中国であるという思いの人が増えたようだ。とくに、中国建国以後に生まれた人はほぼ100%自分の祖国を中国と思っているはずだ。
老人達も最初は自分が中国人とは思わなかったはずだが、時がたち、自らももはや中国人になったのを認めざるを得なかったはずだ。 (つづく)
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