相変わらず高温注意報が発令される日々ですが、
処暑も過ぎて上空には夏の入道雲、秋の巻雲、鰯雲が同時に見られるようになってきました。
この空の状態を「行合の空」と呼ばれているそうです。
なんのこっちゃ?と思い「広辞苑」を引いてみると
(夏秋の暑気・涼気の行き合う空)と有りました。
また、古今和歌集の巻第三「夏歌」の最後に下のような歌が載せられているようです。
夏と秋と 行きかふ空のかよひぢは かたへ涼しき風やふくらん
詠み人<古今集の選者の一人、 凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)>
大池上空に現れた鰯雲(鱗雲)
情報センター前テラス上空の白い雲。
長居植物園にて
(E-M1)