先日、「川柳合同句集 飛火野」
という句集を読む機会がありました。
「花吹雪 こんな終わりを 吉田寺」
山口卓
吉田寺とは、多分、奈良の斑鳩の里にある別名「ぽっくり寺」で有名なお寺でしょう。
長患いすることなく、出来れば花吹雪の下でぽっくりと逝きたい、万人の願いです。
ちなみにあの西行法師に、
「願わくは花の下にて春死なむそのきさらぎの望月の頃」
と言う句があります。
やはりサクラが最も咲き誇る時にそのサクラの下で眠るように逝きたい。同感です。
こういう句を詠みたいと思いつつも凡人は句集を読み楽しむのが精一杯です。
さて、季節は違いますが夏の花・ヒマワリが今が盛りです。
ヒマワリにも様々な品種があるようで、ひまわり園では様々な品種が咲いていました。
長居植物園ひまわり園にて
(D7200+17-70)