「万葉の小径」で三叉が赤い小さい花を付け始めまていました。
三叉は、三椏とも書かれます。
春の季語ですね。
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山の娘は花三椏に手鞠つく
星野半春
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三椏が咲き山中に笑ひごゑ
宮岡計次
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変わったところでは、こんな句があります。
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三椏の花三三が九三三が九
稲畑汀子
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三つに分かれた枝がまた三つの枝に分かれる、
だから、三三が九です。
一度聞くと忘れない、そして楽しい句です。
「三三が九」の集団です
普通はこの黄色い花ですが
赤い花もあります
「赤花三叉(あかばなみつまた)」とのことです
咲き始めの花の初々しさを感じた一枚です
長居植物園「万葉の小径」にて
(E-M1+12-40)