先日、西国三十三所第七番札所の厄除寺として有名なお寺、「岡寺」を訪ねました。
岡寺は、奈良県高市郡明日香村の東に位置する岡山の中腹にあります。
正式名称(法号)を龍蓋といい、
7世紀末頃に義淵僧正によって創建された古刹です。
この仁王門から直ぐに石段があり、これを登り切ったところが境内です。
この日も、霊場巡りの多くの方々が、参拝されていました。
境内の建物のなかで最も大きく重厚な建物は、本堂で、
江戸時代の文化2年(1805)に上棟され、堂内には当寺院の本尊、
如意輪観音座像が安置されています。
当寺院の本尊如意輪観音座像は、東大寺 盧舎那仏(大仏)、
長谷寺の十一面観世音菩薩立像とともに日本三大仏に数えられる仏像で、
高さが4.85mもある大仏です。
上の写真は、本堂の外から垣間見えるお顔を撮らせていただいものです。
ご覧のとおり眼に表現しがたい力を感じさせられる尊像です。
私は仏像に疎く、よくわかりませんが、長谷寺の十一面観世音菩薩立像とともに、
これから何度でもお参りしたい仏像の一つとなりました。
END