映画「利休にたずねよ」

寒の内ですね・・とにかく寒い一日でした。寒波が1週間も居座っている・・

テレビでは千葉や大島の雪景色の映像が流れている。底冷えの今日は家で

のんびりと・・とはいかず・・用事があり出かけておりました。

今日は水曜日！映画がレディースデーでお得な日！用事を終え以前から気になっていた

映画「利休にたずねよ」を観て参りました。映画館はけっこう入っており人気の程がうかがえた。

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原作は読んでいないのですが(山本謙一著・第140回直木賞受賞作品）

茶道を学ぶ者としては、フィクションとわかっていても歴史的背景や登場人物が

多少知りえているだけに興味深く観ることができた。本物の茶碗が登場する事を

メディア等で知っていたこともありますが楽茶碗！楽家はよくぞお出ししたな～

万代屋黒・・登場のシーンが結構あり！井戸茶碗や熊川茶碗なども・・

海老蔵様のお点前が堂にいってなかなかよかった！団十郎との親子共演も良かったし！

遺作になってしまったのが惜しまれますね・・やはり海老蔵様は華がありますね。。

利休が話すくだりに茶は人の心に叶うものでなければいけない・・・と

研ぎ澄まされた美意識はただただ凄い！時の権力者にはない究極の美は生への執着か・・

死していまだに揺るがない茶道・・その魅力が少し解った気が致します。。