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伯母様の旅立ち

2020-04-21 12:01:55 | 日々の思い
コロナウイルスに脅えながら毎日何をするわけでもないのに
前回のブログ投稿からあっという間に一週間が経った。
4月15日、午後5時過ぎ伯母様の訃報を受けた。
実はその日の午後4時頃まで息苦しいような違和感があり
何だか気が重く嫌な予感でした・・電話のベルが鳴り伯母様が
亡くなったことを知った。

亡き父は姉、姉、兄(戦死)、姉、父、妹(大阪)6人きょうだいで
三女の伯母が最後のひとりでしたが93歳の生涯を閉じた。
沖縄県のコザ市(現沖縄市)でホテルやレストランなどにも
食材を卸し、かなり手広く食料店を営んでいた。亡き伯父様も
タクシー会社その他の事業で成功を収め、子供の頃伯母様の
家に遊びに行くことが楽しみだった。

従業員やお手伝いの方が多く店の中には見慣れない食材や
美味しいものが溢れていて、伯母様は名護から1時間半かけて
やってきた私と従妹にいち早く美味しいものを教えてくれたの
子供にとっては実家とは違うお洒落な食卓と街並にワクワク感と
いいものを見せ体験させてくれた伯母様が大好きだった。

私は亡くなった伯母様達を四天王、沖縄にいた3人の伯母様達は
三婆と・・身内で話すときはその愛称で言っておりました。
周りの従兄弟、親戚も納得の面持ちでした~
実家に対しての深い愛と強い絆には子供心にも伝わり、わたくしも
その思いは伯母様達たちの背中が教えてくれたものでした。

コロナの騒ぎの世情ゆえ家族葬で5人の子供たちに見送られ
黄泉の国に旅立った伯母様・・お洒落でセンスいい伯母様の遺影は
着物姿、棺のお顔が安らかで93歳と思えないお顔は美しく神々しい
亡き伯父様と歩まれた歳月は素晴らしいかったと・・・喪主の従兄弟の
話からも伺えた。お通夜、告別式、今日の初七日にも手を合わせることが
叶わず・・帰郷の折にはいつもやさしく微笑む伯母様とご一緒して
いたので伯母様の思いは受け止めております。

限りある命の中で生きている私達・・死は新たな旅立ち・・
                         合掌





コメント
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