平成29年6月12日午後8時過ぎに弟の訃報の電話が鳴った。
胸が苦しく・・立っていられないほどの衝撃を受けたあの日
人はどんなことがあっても時間が・・日薬が心を整えさせて
くれるのです。亡き兄・私・弟・弟の4人兄弟で一番末の弟で
55歳の別れでした。亡き兄も55歳で同じ心筋梗塞でした。
私も55歳の時にくも膜下出血で倒れ9時間の手術で命を戴き
幸いにも身体の後遺症もなく仕事に復帰できたのでした。
人の命の線引きは何処にあるのだろう・・
兄・弟は前兆もなく突然の旅立ち・・その後母の介護や実家の
いろいろなことが重なり試練の時を過ごした。
一昨年母を見送り介護から解放されたのもつかの間、夫の病気や
私自身の体の変調、振り返れば平穏な時はなかったように思う
でも人は折り合いをつけ何とか踏ん張って生きてゆけるのね
大好きだった弟はよく我が家に宿泊し、まったくもって気兼ねなど
なく自分の家のように振舞っていたわっ!私には母親のような感覚で
甘えていたのでしょう。こういうお姉さんは私が欲しいくらいだわっ
というと苦笑いしていたっけ・・
今宵は静かに弟と対話しております。BGMを聴きながら泣いては
ビールを飲み ため息ひとつ・・またビールを飲み・・