今週末は水難の日。まずは新築現場。
浄化槽を掘り始めたのですが、予想通り水が出てきました。
砂混じりの地層のせいで水はドロドロに。(*_*)
このままでは施工が進まないので、水をポンプで抜き出すも、ホースが詰まってしまった。(>_<)
詰まりを取り除き、掘削を続行。
ある程度掘ったところで、釜場工法に切り替え。(写真2枚目)
釜場工法とは湧水時の水抜き方法のひとつで、掘削部よりも低くくなるように穴を掘りそこへ水を集め、その水を仕掛けたポンプで抜く方法。
泥まみれになりながら掘削。
思ったよりも手こずりましたが、
何とか底板コンクリートを打設完了。
その後、朝連絡があったお得意様のお宅の漏水修理へ。
庭に水が溜まるとの連絡があり配管探しからのスタートです。
とめておいたバルブを開いて待つこと5~10分。
水がしみ出してきたため、その付近をドリルでボーリング。
上手い具合に怪しい場所を見つけ出し、コンクリートを壊すと配管露出!しかも漏っている継手部分が!(写真3枚目)
掘った私たちが驚く具合のピンポイント!(^O^)
コンクリートを配管なりに長めに解体して修理をして作業完了。
原因は塩ビ管の接続ミスで、3センチ差し込まなければいけないところを半分くらいしか差し込まれていませんでした。
原因は塩ビ管施工時の保持時間不足だと思います。(>_<)
塩ビ管は溶かして接着するのですが、固まるまでの保持時間が少ないと差し込んだ塩ビ管が戻ってしまうため接着長さが少なくなり、強度が不足しやすいのです。
20時頃に作業終了。
早めに直って良かったです。
簡単に見つからなかったらどうしようかと悩んでいました(^_^;)
水に悩まされた週末でした。(^_^;)
南房総 加瀬工務店
T.K
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