岡山の海底トンネル掘削工事現場で痛ましい事故がありました。
未だ見つかっていない人もいて心配です。(-_-;)
捜索現場では海底から進入した水で濁った水で捜索が思うように進まず、凝集剤を使って水を浄化して作業をしているそうです。
なんか特殊な薬剤と思われがちな凝集剤ですが、私たちの身の回りでも使われています。先日、自宅の浄化槽の清掃があったのですが、浄化槽に携わる者として一度きちんと見ておこうと思い、見学させてもらいました。
作業員の人は「こんな作業なんで見たいんだろう?」と思っていたことでしょう。(^_^;)
実は私、どうやってできているんだろう?どうやって造っているんだろう?と言うことを知るのが好きなんです。
今話題の工場見学ですが、私は前からいってみたいなぁなんて思っています。
まずは、バキュームカーで浄化槽から分解されて残った汚泥混じりの水(汚泥水)を引き抜きます。(写真1枚目)
当然濁っていますよね。かき混ぜられているのでよけいに濁っていますが。(写真2枚目)
その汚泥水に凝集剤を投入して汚泥だけをまとめます。すると汚泥が上に固まります。(写真3枚目)
その固まった汚泥だけを取り除くと、ある程度綺麗な水になります(写真4枚目)
その水を浄化槽に戻して作業完了。
汚泥がなくなるので再び浄化槽で分解した汚泥を貯めることができます。
汚泥は持ち帰り、浄化センターで処理されます。
こんな身近で使われている凝集剤。
興味のある方は浄化槽の清掃風景を見せてもらうといいかもしれません。
(浄化槽汚泥水をただくみ取って持ち帰る場合もありますのでご注意を。)
え?そんなことに興味があるのはあなただけでしょ?
失礼いたしました。
私たちの生活からでる汚水や雑排水の処理をしてくれる浄化槽清掃や便槽のくみ取りのお仕事をしてくれる方々。
臭いだろうし、汚いし大変なお仕事だと思います。(>_<)
でもそんな仕事をしてくれる方々がいるからこそ、私たちの生活が成り立ちます。
いつもおつかれさまです。そしてありがとうございます。m(_ _)m
P.S
昨日も夕方に外の給水管から水が漏れているというお客様の連絡で出動してきました。
古い配管ののり切れが原因?でした。
お客様が掘り起こしていてくれたので10分ほどで作業終了。
助かりました。
メーターのコマ(銀色の水が出ていると回って光が反射してきらきら光る物)を見ていればわずかな漏水でもわかります。
たまに見てみて水を使っていないのに回っていたら漏水かもしれませんのでご注意を。
いろいろなことに興味津々
加瀬工務店
T.K
http://www.kasekoumuten.com/