環境共生型汚水処理設備の工事が始まりました。
12月上旬に工事をしたばかりですが、再び施工する機会をいただきました。
今回の御施主様の現在の環境は、生活排水の放流先が無く敷地内浸透処理。
放流先が無いのでトイレはもちろん汲み取り式です。
今回の御施主様は環境保全に熱心な方で、様々なトイレを探し続けてこの方式
に出会われました。 浄化槽と同じように使えて環境負荷が低いこのシステムに
出会えた事は奇跡です。とおっしゃっていました。
前回同様3人槽の工事となります。
まずは設置場所の位置出し。
3人槽とは言え装置が比較的大型となるため、設置予定場所に生えていた木を
事前にお施主が伐採してくれました。
今回は敷地に余裕があるため、重機で全体を掘削。
砂地なので崩れないか心配でしたが、なんとか崩れずに掘削できました。
続いて掘削した穴に、消化槽(本体)を据え付け。この消化槽が重量物なので、
少々気を遣います。
据え付けた後は、本体や周囲の補足工事をして、消化槽の周りを特殊な濾材で
埋め戻していきます。 今回は御施主様の御希望で、ところどころ施工に参加
されました。
この日の夜は雨予報で、予報通り雨が降りました。壁の崩壊も心配しましたが、
最小限にとどまっていてひと安心。 施工に影響が無く助かりました。
雨上がりのこの日、崩れた少々の砂を除去してから、消化槽の上に濾床を設置。
網で覆い埋め戻しの準備完了です。
濾床を包み込むように掘削した穴がほぼ埋まるところまで特殊濾材で埋め戻し。
残りは消化槽の流入・流出配管を施工していきます。
残工事は御施主様の予定と、あまり良くない来週のお天気と相談しながら進めて
いく予定です。
♯浄化槽
♯環境に優しい
♯放流先が無い
♯エコロン
環境にやさしい汚水処理設備で綺麗な南房総を
千葉・南房総(株)加瀬工務店
T.K
http://www.kasekoumuten.com
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます