今日は温かい一日でしたね。 仕事もはかどります(^_^)v
しかし夜の冷え込みが心配です(-_-;)
介護保険の住宅改修工事の補助金制度を使った手摺り工事を行いました。
この住宅改修費の補助制度を利用すると、改修工事費の~20万円の部分について、
工事費の9割を介護保険で負担してくれます。(原則1回、最高自己負担額2万円)
今回はおばあちゃんが、怪我をされてしまい、歩けるようになったのでその補助のための
手摺り設置です。
リハビリに通っていたため、リハビリ担当者の提案書がしっかりと製作されていていました
ので、その指示書を元に、当社で必要な場所に手摺りなどを設計・提案をして施工です。
この提案書は写真や文章で細かくし提案が書かれていて、症状がこうだから、ここに対策
をしたい。と言うような感じのわかりやすいものでした。
「さすがリハビリの担当者だなぁ。」なんて感心していました。(^_^)
まずは浴室の手摺りです。
出入口~ 浴槽までの設置で段差のある出入り口
の補助、跨ぎ深さの高い洗い場と浴槽の出入り補
助などを行う設計です。
まずは出入り口外側に縦の手摺りを設置しました。
内部は、洗い場の歩行用に横手摺りを、浴槽の出
入りに縦の手摺りを、浴槽内での立ち座りのために
横の手摺りを設置しました。
手摺りを設置したい部分に、大きな窓があるという
難しい状況で、より効率よく使えるように考えなけれ
ばならず、少し悩みましたが、図面を書いて設計し、
写真のように縦と横を複合した手摺りを完成させま
した。
我ながら良く出来たと思います(←自分で言うなよ)
(^_^;)
浴室内部の手摺りは、ステンレスに樹脂被覆をした
冷たくなく濡れていてもすべりにくい、耐久性や触感が良いものです。
ネックは、ステンレスを使っているため、コストがそれなりにかかる事でしょうか(>_<)
続きまして、家の内外の出入り口です。
玄関は構造上手摺りが設置しにくなどの理由から、
居間の前の縁台と、コンクリート製のステップがあ
る場所を出入口にするとの指示で、設計をしました。
縁台・コンクリートのステップ・敷石の段差がバラ
バラだったため、ステップと敷石を嵩上げし、段差
をそろえて登りやすい階段とし、そこに手摺りを設
置しました。
外部ということで、ステンレス製+樹脂被覆の物を
採用。 浴室同様耐久性と触感の良い物です。
こちらも、ステンレスと言うことや、壁のないところ
に設置するため、固定の方法をより強固にする必
要があり、コストはやや上がってしまいます。
しかし中途半端な物を作ってしまうと後で錆びたり
して困りますので、この選択の方がよいと思います。
このほかにはトイレにも、立ち座りの補助をする手摺りを設置して、工事完了です。
設置後には手摺りの確認をするために、実際に使
っていただきます。
外に出にくい日々が続いて、困っていたおばあさん
は大喜びでした。 私も嬉しい瞬間です。(^-^)
おじいさんや、近所のお仲間も遊びに来たときなど
にも、便利だと喜んでくれているそうです。
手摺りを必要としている本人はもとより、まわりの人
が喜ぶケースはかなり多いです。 お年寄りと同居
している、子供世代にあたる50~60歳代の健康な方が「私も便利に使っていますよ。」と、
言っていただける事も結構多いですね。
手摺り1本でもご相談に乗らせていただきますので、御気軽にお申し付け下さい。
加瀬工務店 T.K
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