国立新美術館が開館してはや5年。
ロシアの誇るエルミタージュ美術館展は数年前にも開催されましたが、今回の展示も充実していました。ルーベンス、ドラクロワ、シスレー、セザンヌ、ピカソ、アンリ・ルソー、ルノワール、モネ、マティスなどなど豪華ですね。
ぼく自身はルネサンス期の作品が好きですね。
時代そのもののうねりや情念を作品の裏に感じます。
見る人それぞれに楽しめる展覧会です。7月16日まで。
6月11日まで開催のセザンヌ展はやはり人気ありますね。
かなり大規模な展示ですが、風景画の展示室は壁面すべて緑色で独特な雰囲気。
何度も描いているサント=ヴィクトワール山を一望する丘に建てられた、セザンヌのアトリエも再現されていて興味深いですね。
国立新美術館に来たときは、歩いて10分の東京ミッドタウンまで足をのばすことが多いですね。
ここのサントリー美術館は、日本の美術史上の名品を特集することが多くて好きなのです。
今回はあの戦国武将毛利元就にはじまる毛利家の至宝展。
歴史書で見たことがある、毛利軍扇や軍配の実物に感激。
国宝の、雪舟の四季山水図は必見です。
改装なった東京都美術館も愛着ありますが、国立新美術館もようやく定着してきた感がありますね。